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ドラゴンラージャTRPGの妄想【ドラゴンラージャアドベントカレンダー企画 19日目】

はじめに

皆様はじめまして。
ドラゴンラージャを日本語版刊行当初、中学生で読んでおりました池田りるはと申します。

ドラゴンラージャのアドベントカレンダー(!)19日担当記事です!

アドベントカレンダーの概要はこちら↓の記事(一日目)をご覧ください。
こんな素敵な企画が令和に生まれるだなんて、本当に本当に驚きと感謝の気持ちでいっぱいです!

アドベントカレンダー自体はこちら↓
https://adventar.org/calendars/9085

前日の記事はこちら↓

私もデルトラクエストのあとにドラゴンラージャを知ったので気持ちがめっちゃわかるし、確かにフチは今も昔も大人だけどカールはなんだか親近感が湧くようになったなぁと思いながら再読していたので、言語化うま!と思いながら読みました。うんうん。

本記事の内容説明

ではここからは本記事の内容に移っていきますが、まず初めに。本記事はすべて私の妄想です。
趣味でTRPGをここ2年ほど遊んでおり、その状況でドラゴンラージャ電子版で再読していて「TRPGで映えそうな要素多くね!?!?」と感じたのでいっそのことTRPG妄想をしながらドラゴンラージャの素敵な世界観を共有していこうぜ!という記事を書くことを思いつきました。
(ちなみに当初は再読でなんとなく今回初めて感じたこととかを書いて当時の自分との比較をしようかと思ってました。が、皆さんの記事がよすぎてそういう方面よりこっちのほうがオリジナリティが出そうと思い変更です)
ちなみにFWは未読です。電子版再読している途中にFWも買っておこうと思い、全巻揃えたので明日から読みます(実は昨日再読が終わった)。FWで増えている世界観があればぜひコメントなどで教えてください!
あと僕が知らないだけでドラゴンラージャTRPGがすでにあったら……こっそり教えてください。


そもそもTRPGって何よ

こちらを読まれている方はおおよそドラゴンラージャは知っている方ばかりだと思いますが、一方でTRPGって何?という方も沢山いらっしゃると思います。TRPGが何かよくわかっていらっしゃる方は読み飛ばして構いません。
ドラゴンラージャって何?という方は今すぐこちらを購入しましょう!

TRPGとはテーブルトークロールプレイングゲームの略です。ロールプレイングゲームの部分はデジタルゲームのストーリーを進めていくタイプのあれと同じ意味です。
簡単に言うとデジタルによる処理ではなく、テーブルトークによってストーリーを進めていくゲームということですね。キャラクター作成においても各カテゴリで設定できる値が色々あり、そしてキャラクター性自体は自分であれこれと盛り込める、という感じです。
で、このキャラクター作成における設定できるカテゴリがゲームによってさまざまあります。
例えば基礎パラメータとして腕力や体力、はたまた精神力が1~18で設定できるよ、とか。
例えば種族をこれらの中から設定できるよ、種族によって得意なことが違うよ、とか。
それによって「そのゲームらしさ」が生まれてきます。
この、設定カテゴリを、ドラゴンラージャTRPGがあったらどんなのがあるかなぁ!と妄想してみます。

あ、あとデジタルゲームとの違いで大きなのは「自分でキャラクターを演じる」ということです。ロールプレイと言われますね。
つまりキャラクターのセリフを自分で喋るわけです。それ以上のことはここでは触れませんが「キャラクターのセリフを自分の口で言う」ということも覚えておいてください。

カテゴリ①種族

ドラゴンラージャの舞台は剣と魔法のファンタジーの世界です。
剣と魔法の世界とくれば、やはり種族は大事ですね!
例にもれず、ドラゴンラージャも色々な種族が存在します。
ドラゴン、フェアリー、エルフ、ドワーフ、オーク、ホビット、そして人間。 ……あと1つは?

これらから自由に選べる、としたいところですが、基本は人間のほうがいいでしょうね。
何故ならこのあとのカテゴリの自由度が増すからです。
もちろん、エルフがやりたい人はエルフも選べますよ。それがTRPG。ただし信仰や職業などは制限がかかるので上級者向けみたいな感じかもしれませんね。
ドラゴンがやりたければドラゴンもやりましょう!!!ドラゴンとラージャによる二人旅みたいなシナリオ無限に読みたいです。戦争の道具じゃねえんだ!!!!

ちなみにドラゴンだと何ドラゴンかも選んでもらうことになりますかね。
やはりクリムゾンドラゴンが一番人気になりそう。

カテゴリ②信仰

なんといっても外せないドラゴンラージャの世界観の大きな要素!
ユピネルとヘルカネスという上位神と、それに連なる14?の神。(ここだけFWの内容が分からないのでWiki読んできました。明かされていない神もいるんですかね)

あえてすべてを列挙することはしませんが、人間であれば多くの選択肢が取れますね。
のちに出てくるカテゴリの職業が聖職者の場合、この信仰によってかなり方向性が出ます。なんてったってその神の権能が使えますからね。レッティのプリーストになって権能を使いたいです。ダイス運で何でも倒せる(なお自分もボロボロになる模様)

一方、人間以外の種族を選んだ場合、信仰する神は固定されます。
エルフはグランエルベール、オークはファレンチャー……。
ドラゴンの場合は必然的に無宗教になるかたちでしょうか。

また、信仰はゲーム的なキャラクター性能の違いは既に述べた通りですが、テーブルトークであることの大きな利点に絡んでくるポイントがありますね!
そう、挨拶です。
ドラゴンラージャファンの心をつかんで離さない素敵な挨拶の数々。
(ちなみに僕はテペリの「心ひかれる道はまっすぐな道」がとても好きです。)
これをですね!! 
自分の口で、挨拶として、発声できるんですよ!!!!!!!!
うわあああああああああ! 胸が熱くなりますね!!
信仰する神がいないキャラクターであっても、話す相手(キャラクター)が信仰する神に対応した挨拶を言えますからね、もうね、最高ですね。
無駄にNPCに話しかけに行っちゃいますねこれは。

カテゴリ③出身地

国だけでもバイサス、ジャイファン、イルス、ヘゲモニアと選べますし、その中でも詳しく書きたければ書くと素敵ですね。
ヘルタント領地の警備兵の一人となって日常的に襲い掛かってくるモンスターを退治する話も無限に読みたいところです。
ここでジャイファンを選択するとジャイファンの剣術が使えたり、キリングオーラが使えたりしそうだし、イルスだと航海系の技能に補正がかかったり、ヘゲモニアだと職業に巫女を選べたりと、単体だとさらっとした要素ではありますが、色々他の影響を考えるとアツいですね。

カテゴリ④職業

お次は職業も選びましょう。
ただ、こちらはハッキリと決まったものは多くはないと思いますので、好きに決めたらいいのかなと思います。
フチや仲間の職業でハッキリしていそうなのは戦士、剣士、王族、魔術師、聖職者、盗賊、領主(貴族)あたりでしょうか。ドワーフキャラならノッカーとかヒーターとかもありかもですね。
もう少し柔らかい設定ならロウソク職人や森番や、酒場の娘とかもありですね。あと読書家。他のゲームにはないボーナスが色々ついていそうです。読書家。

上記の中でも魔術師と聖職者あたりは別格で設定が必要そうですね。

魔術師はクラスいくつまでの魔法が使えるのか。きっと基礎ステータスで知力やらがあるうえで年齢制限もありそうです。(途方もない時間を魔術の習得に費やさないといけないため)
さらに、毎朝メモライズするかどうかの選択肢に迫られるし、体力回復とどっちを優先すべきか、何をメモライズすべきかといったことがゲームとして楽しめそうな要素です!

聖職者はもちろん設定した信仰に合わせ、神殿で修練を積んでいるだとか、ディバインパワーの設定などがありそうです。
また、ディバインマークの所持など、結構持ち物にも影響されそうですね。

カテゴリ⑤ドラゴンラージャ? YES or NO!

ここだけ見出しのテンションが違いますが、YesかNoかを設定するカテゴリですね。ドラゴンラージャは職業なのか?と思いながら書いていて、やっぱり別カテゴリにすべきかと思いました。
酒場の娘でもあり、ドラゴンラージャでもあることだってありますからね!
ここにYesがつくようなキャラクターだと、ラージャとして特定のドラゴンと契約を交わしているかどうか、というのも必要になってきますね。
好きなドラゴンのラージャとして自分のキャラクターを妄想するのも楽しいです。

カテゴリ⑥持ち物、所持金

武器の類からディバインマークの所持有無、他にもアーティファクトを持っていたりとか、所持金もそうですね。
他にも馬(や牛)などもここで設定したいですね。
シナリオの途中でテペリの神殿に寄って倉庫から武器を探してみたいです!
それか大迷宮のレッティの武器庫。あぁ、でもドラゴンロードの許しを得ないと持ち帰ることができない。。。王族なら城の倉庫もありかもしれません。運が良ければとってもキュートなエゴソードがあるかもしれませんしね。OPGだって欲しい。

ドラゴンラージャファンだと、アーティファクトを見つけたら永遠の森に走って行って分裂してから持ち帰ろうとかしそうですね笑

カテゴリ⑦私

名言が多いドラゴンラージャの中でも、特にドラゴンラージャファンの心に残っているであろう『私は単数ではない』。
簡単に説明はしたくない言葉が故に、敢えてぼかしますが、他人との関係性というものがとても大事になってきます。
ドラゴンラージャTRPGを妄想するにあたっては、いや、プレイするにあたっては(!)、この言葉を常に念頭に置かざるを得ないでしょう。
ということで、周りの人間関係を設定したい!と思いました。

こちら、ダブルクロスというシステム(TRPGの一つ)に、似たようなものがあります。パーティの仲間や敵に対して何かしらの感情を設定し、それを失うことで復活できたりするんですね。

これと同様に一緒にプレイするキャラクターとの関係性を設定し、"私"の構成要素にしていきます。また、キャラクター以外にも例えばヘルタント領地のロウソク職人としての私、とかも設定していきます。そして、最後に自分の中の私を設定して、これがキャラクターになる。
自分で書いてても思いますが、改めて凄いですねこの言葉。人間って確かにそうやって形作られてるよな……という感覚。

あとはこの関係性をどうゲームにしていくか、ですが、やはり個人的には人間は相手を変化させるものですから、自分との関係性を設定している相手が関係性を変化させた時に何かしらのボーナスだったりペナルティを発生させたいところですね。
人間が相手を人間らしく変化させてしまうのは業でもあり功でもあるような。ここの解釈はいまだに難しいです。

おわりに

以上、ドラゴンラージャの世界観らしい設定カテゴリを考えてみましたが、如何でしたでしょうか。
もちろん、もっと細かく設定したい内容は沢山あるのですが!ドラゴンラージャの世界の魅力を活かした設定としてある程度は網羅できたかなと思います。何か重大なものを忘れてないかは心配ですが笑 
私自身、こうやって書いていくことで改めてドラゴンラージャの世界観って凄く魅力的だなぁと思いました。
少なくとも、ドラゴンラージャの本文だけでは明かされていない色んな要素もあり、謎めいた部分も多いですが、そういったことも含めて、やっぱりこの世界が好きだし、この世界に住んでみたいなって感じることが出来ました。TRPG化……待ってるぜ!!!!!!!!!!









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