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スーツのスタイル

「おめでとうございます」


こんばんは。栗山です。


先日は高校時代からの友人の結婚式に参加してきました。



部活に打ち込んだ3年間を共に過ごしてきた仲間。
センス溢れるとっても良い式で、感動しました。


やっぱり、結婚式はいいですね。




さて、大人になると増えてくる結婚式。


一通り経験してきた方もいらっしゃるでしょうし、これから増えてくる方もいると思います。



そんなときに必要なのがスーツであり、
当然、それに付随する着こなしや、その場に応じた立ち振舞いも求められます。



普段はラフなスタイルの人でも、大人であれば決めるときはピシッと決めないといけません。



TPOをわきまえ、一歩引いて主役を引き立てるのが紳士の振舞い。
着こなしのマナーを守って、その場を楽しめるようになりたいですね。


まずは”物選び”と”着こなし”だけでも抑えておきたいところ。



そんな訳で、今日は番外編。
先日の僕の着こなしと共に、結婚式のゲストのスタイルをご紹介したいと思います。



これさえ抑えておけば間違いないはず、、、です。





まず全体から。





足元が切れていますね、、




アイビースタイルの3ピース。
すこし前にテーラーケイドさんでオーダーしたものです。


段返り3ボタンにセンターベント、ナチュラルショルダーで、ハンドステッチ仕様。
生地は限りなくブラックに近いミッドナイトブルーのウール素材。

信頼できるテーラーで仕立ててもらったスーツは、体に合っていて最高の着心地。
着心地は柔らかく快適ですが、気持ち的には”鎧”のような頼もしい相棒です。



ディテールや細かいアイテム選びは、下記の決まりを押さえておけば間違いないかと。





ボタン


・段返り3ボタンの場合、留めるのは中央のみ
・2ボタンの場合は上だけ留める

共通して、すべて開けておくのもOKです。
 
そしてベストを着用する場合、ボタンは必ず一番下だけ外しましょう。



シャツ

着用しているのは無地のレギュラーカラー。
素材はコットンで、袖はドレッシーなターンナップタイプ(折り返し)です。

色は白であれば間違いないでしょう。
袖はジャケットから2.3cm出るバランスが理想的。

別の所で購入すると合わない事が多いので、スーツと同じ場所で買うか、思い切ってオーダーもありかと思います。


ソックス

ウール素材で色はブラック。
座ったときに、パンツの裾から、肌が見えない長さのものが良いです。



チーフ

付けているのはリネンの白。
折り方は少し華やかな「スリーピークス」
TPOに合わせて畳み方は様々ですが、あくまでさりげなくがポイント。


タイ

シルバーの無地、もしくは控えめな柄。
結び方はシンプルなプレーンノットが◎。
しっかりとディンプル(くぼみ)を作って、結び目はきゅっと細目が良いでしょう。
 



シューズ

写真に写っていなくてスミマセン、、

履いているのはブラックの内羽根キャップトゥ。
ヴィンテージのジョンストンマーフィのものです。

形はストレートチップでも◯。
ローファーやウイングチップ、ポストマンなどのカジュアル色の強いものは避けた方が無難です。

そして、前もってしっかり磨いておくのがマナー。
結婚式なので鏡面磨きをしていますが、自分でやるのは自信がないのでプロにお願いしています。



ベルト

僕のスーツはパンツ一体型ベルトなので、
見えないですが、サスペンダーをベストの下に着けています。

ベルトが必要なスーツのときは、靴と素材&色を合わせるように意識してみましょう。






ざっくりとこんなところでしょうか?






華やかな場ではいつもよりおしゃれをして、目立ちたくなる気持ちもありますが、、、そこはグッとこらえて。



主役を引き立てることに徹しましょう。





そして、ご紹介したのは、あくまでもアメリカンなスーツに合わせるスタイル。

僕もまだまだ勉強中で、そのほとんどがテーラーケイドさんで教わったことです。

今は基本に忠実な着こなしをしている段階ですが、ある程度ルールに縛られてみるのも楽しかったりしますね。




世のウェルドレッサーの方々には遠く及びませんが、初心者だからこそ、なおさら決まった型を守ることを意識しています。



ドレスの世界は、カジュアルとは違って明確なルールがあるので、
その点は分かりやすいですし、決まったスタイルを"磨き上げる"という意識で向き合ってみるのが良いのかもしれませんね。




今後も精進していきたいと思いますし、
参考にしてくれる方がいらっしゃれば幸いです。



本日は以上。ありがとうございました。


栗山








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