都心の雨の、これじゃない感じ
街路樹がしなる風の日は落ち着くし、豪雨の河川は魚がよく跳ねる気がする。離人感が増して、音も光も人ごとだけど、全部の一部になった感じ。それはトリップじゃなくて帰省です。
でもここじゃあんまり入り込めないからたとえば、でっかい草原とか、地平線まで果てしなく人の気配もないところで柔らかい灰になるまで、突っ立っていたい。でも私は縁遠い高さの建物の街にとどまっている。連れ出されるには邪魔な身体になっちゃったし、せめて意識だけでも浮かばせたいけど、お酒はたいして飲めないし、規律も相変わらずだし。わかってくれる?わからなくてもわかってくれ!
グラウンディングでもやってみるか!