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【キャリコン女子のほろ酔いトークvol.2】

ビギナーキャリコン(キャリアコンサルタント)のくみ&まめが仕事帰りに一杯飲みながら語る、ゆるっと「働くこと」や「生きること」について語った内容について、交換日記風にまとめていきます。

マメちゃんへ

記念すべきclubhouseでの初開催!おつかれさまでした~。

第1回のテーマは「OJT」!

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きっかけはマメちゃんの「OJTってどんなもの?」という疑問から。

4月になると、どの自治体にも数の差こそあれ、新採用職員が入ってきます。集合型の研修(OFF-JT)だけでなく、職場での新人指導、職場経験を積ませること、そういったOJTにまつわることは、新採用職員や若手が異動してくる職場のすべての職員が当事者になります。

でも、職場でそういった新人・若手を受け入れる雰囲気や仕組みがどこまでできるのか、そのあたりをテーマに話しました。

1時間のなかで一番盛り上がったのは、「新人に身につけてほしいスキルってなに?」だったね。

OJTのデメリットの一つとして、「OJT指導者以上のスキルが身につかない」というのがある。OJTは割と年の近い先輩職員が指導者になることが多いから、指導者になった先輩職員の力量に左右されることが多い。

その解決の一つとして、マメちゃんはデイビット・コルブの「経験学習サイクル」を挙げたんだよね。新人が経験したことを振り返って課題点を見つけ、実践するというサイクルを指導者との「対話」の中で繰り返していく。そうすると答えは指導者ではなく、新人自身の中にあるから、指導者以上の経験や学習をすることができるというもの。Yahoo!の「1on1」でも採用されている理論です。

ただ、私は、新人にはちょっと難しいかなって思ったんだよね。

社会人になってすぐの新人が先輩職員に「何が課題だと思う?」「どうすれば改善できると思う?」と問われても、実践を積んでいない状態では何も答えが出ない。

実はここ、コーチングとかを積極的に学んで頑張っている職員にとっては結構でかい落とし穴だと思う。実際に「あなたはどう思うの?」と先輩職員から言われて途方にくれる新人ちゃんを何人も見ているよ😀

最初のうちは、根気強く「ティーチング」や「メンタリング」を重ねていって、まずは社会人、公務員、職場の同僚としての「型」を覚えてもらう。その上で、実力がついてきたら「コーチング」によって経験学習サイクルを回して成長を促していくのが良いかもしれないね。

それと、公務員のポータブルスキルの向上。これはどこでも課題だよね・・・。「読み書きそろばん」と言われている、文書事務、法務事務、財務事務、契約事務、議会事務などは、しっかり身につければどこに言っても重宝されるし、すごく重要だけど、一朝一夕に身につくものでもないし、やってみて初めて理解したというのも結構ある。

でも、自治体が新しい挑戦をするときに、まず必要なのが、課題に対して「簡単にできること」「工夫すればできること」「どうやってもできない(権限がなかったり、法令で禁止されている)こと」の判断をすること。

事務レベルの向上は、職員一人ひとりがこの判断を瞬時にできるようになることに繋がるので、必ず自治体のレベルアップに繋がると思う。

こういったポータブルスキルをうまく教えあう文化みたいなものが醸成できている自治体があればぜひ教えてほしいよね!

OJT、まだまだ話したりないくらい深いから、機会があったらぜひまた話しましょう!ではおつかれ~!!




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