らら・ぱれっと~海と山の恵み米崎りんご~
今回、私達は大学のゼミでオンライン合宿というものをやりました。
毎年行っていた陸前高田に今年は行くことができず、いつもお世話になっている皆様のお話を少しでも多くの人々に伝えようと思い、noteに投稿しようと思いました。
岡本啓子さんとは
「らら・ぱれっと」という会社の代表で、生まれも育ちも陸前高田です。
提供者:岡本啓子さん
らら・ぱれっととは、りんごの加工業社であり、陸前高田特産のである米崎りんごを加工し、ジュースやジャムを作っている会社です。
岡本さんが、オンラインゼミ合宿で話してくれたことは、主にらら・ぱれっとを起業した理由とりんご経営の難しさです。そこで、今回は岡本さんの起業についてご紹介していこうと思います。
らら・ぱれっと起業エピソード
岡本さんがらら・ぱれっとを起業しようと思ったのは、
東日本大震災が大きく関係しています。
震災が起きた当初、陸前高田は周りからたくさんの支援を受け、岡本さん自身も、陸前高田のためになにかしなければならないと思ったのがきっかけでした。
そこで、昔から食べている米崎リンゴを思い出し、
米崎リンゴを使い、何かできることはないかと考えました。
しかし、岡本さんは実家が職人の家というのもあり、ビジネスに対しての知識がなく、起業をするかかなり悩みました。そこで、最初の2年はSAVETAKATAというNPOの事業として取り組み、修行をすることにしました。それから、岡本さんがその事業を引き継ぎ、
らら・ぱれっとという会社名で起業して、現在も様々な美味しい商品を製造しています!
一番メジャーなリンゴジュースは、一般的に規格外のリンゴをジュースにしてしまうことが多いのですが、岡本さんは良いリンゴを使いジュースにするなど、リンゴや商品に対するこだわりや愛が溢れ出ている方です!ジャムなども製造しています。
私達、ゼミ生はこの話を聞き、ビジネスの知識が無く、1からビジネスを覚えて、起業をした岡本さんを凄いと思いました。ここで、凄いというシンプルな言葉を使ったのは、このnoteを見ている皆さんに、岡本さんの何が凄いのか気になって欲しいからです。
米崎リンゴ
岡本啓子さんについてご紹介したので、次は米崎リンゴの魅力についてご紹介していこうと思います。
りんごというと、真っ先に青森や長野県を想像するかと思いますが、意外にも岩手県は生産地として全国第3位なのです!盛岡市は一人当たりの消費量と購入金額が全国1位ということで、皆さんりんご好きということがよくわかりますね。
その中でも有名なのが米崎りんごです。一瞬品種のように聞こえますが、岩手県陸前高田市米崎町で生産されているリンゴの総称のことです。米崎リンゴは国内ではかなり珍しい海の見える傾斜地での栽培が特徴的です。
提供者:岡本啓子さん
また、傾斜地のためリンゴ全体に満遍なく日が当たり、水はけが良く、適度な寒暖差や日照時間の長さがリンゴに適しており、果汁の多さや蜜の多さが魅力的なリンゴです。
我々学生も何度か食べたのですが、やはり蜜の多さに驚きます!リンゴの半分以上が黄色い蜜で甘さと酸味のバランスがちょうどよくなかなか他にはないリンゴではないでしょうか。
提供者:岡本啓子さん
次回の鍋焼き作りの時にもご紹介しますが、特に今回利用したジョナゴールドは、加熱した時のポテンシャルも変わることなく、火を通した時の美味しさもまた格別です!
ぜひ、岡本さんの商品を買って、商品から岡本さんの素晴らしさを理解してもらいたいです。
らら・ぱれっとのホームページに問い合わせのページもあるので、このnoteを見て、気になったことを岡本さんに質問にしてみてはいかがですか?
4年澁谷 3年泉谷