読書記録『超ミニマル・ライフ』四角大輔


 いざ、2回目の投稿!今回アウトプットする本は四角大輔さんが書いた『超ミニマル・ライフ』です。
 読む前までは、タイトルから勝手に「役にたつ節約を紹介してくれるんだろうな〜」と思っていたが、読んでみると良い意味で全然違う。冒頭の【超ミニマル・ライフ3原則】からブッ刺さり。

【超ミニマル・ライフ3原則】
①体・脳・心の負担を最小化して「パフォーマンス」を最大化する
②仕事と家事を超時短して「自由時間」を最大化する
③お金・仕事・人間関係の不安をなくして「幸福度」を最大化する

人生という限られたレースの中で、余計なことにリソースを割くことをやめ、本当に大切なことにリソースを注ぐためのノウハウがぎっしり詰まった一冊。
内容は
・体 ・食事 ・脳、ストレス ・人間関係 ・お金と働き方
についてミニマル・ライフを送るための実践が書かれていて、どれも超具体的かつ理論に基づいている。以下、印象に残った部分と感じたことを紹介します!

なくてもいいモノを買うため、どうでもいいことを得るために、限りある「命(時間)」の無駄遣いをする人が日本には多すぎる。

本当に自分の人生において達成したいこと、大切なものや価値観は何だろうか。これが見えてくると、余計なことに時間を取られなくて済むようになる。

パリの女性たちは余分な装飾や贅沢を好まず、必要最低限の服やバッグ、小物しか所有しない。自分の美意識と身の丈に合う上質な品だけをシビアに選び抜く。

パリジェンヌが服を数着しかもたないと聞いたことはあったが、それがミニマル思考に繋がるとは思っていなかった。こういうタイトルの本あるよねたしか。読んでみよう。

人生における最初にして最大の投資先は、株や不動産ではなく、「あなた自身」だ。

著者は自らの体を「オーガニックデバイス」と定義している(カッコヨスギ)
このオーガニックデバイスへの投資は安全確実かつデメリットが一切ない。今自分がやっているマラソン、筋トレもその投資に含まれる。続けます。

「言霊」という日本語があるように、口にする言葉はあなたの感情や思考パターン、行動に大きな影響を与える。例えば「嫌い」と1回だけ言葉で発すると、脳内では何万回もリピートされていて、ある種のプログラムとして記憶領域の奥深くに刷り込まれてしまう。

使う言葉には注意すべき。簡単に「できない」とか「無理だ」とか言わないようにしよう。本当にダメになってしまう。こうした脳内作用をプライミング効果と呼ぶらしい。カッコエー。やはりポジティブ思考が大事。できるかできないかではなくやるかやらないか。

「背水の陣」より「逃げ道あり」の方が何倍も合理的である。

精神論は不要。ポジティブエスケープがあるからこそ大きな挑戦に打って出られる。ポジティブエスケープとは、大きな挑戦をするために準備しておく前向きな逃げ道のこと。

企業はもちろん経済界も国も、誰もあなたや家族を守ってはくれない。いや、守りたくても守れないのだ。

終身雇用と年功序列は終わりが近い。企業や国への依存から脱却し、独立する心を持つべきである。定年を迎えても楽しくワクワクする仕事がしたい。


この本を読んで、ジョブズが毎日同じ服を着ている理由に共感できた。本当に自分の人生にとって必要なこと以外に限られた時間やエネルギーなどのリソースを割くのが勿体無い。
ミニマルライフは送るか分からないが、ミニマル思考は持っておきたい。

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