Pythonista3にpipコマンドで「Requests」をインストールする。
インターネット(Web)にアクセスするための外部モジュールRequestsをpipコマンドでインストールし、Pythonプログラムから簡単にWebサイトへアクセスできるようにします。
Requestsとは?
RequestsはPythonのHTTP通信ライブラリです。Webサイトの情報取得や画像の収集などを簡単に行うことができます。主にWebスクレイピングでHTMLやXMLファイルからデータを取得するのに使用されます。
WEBスクレイピングとはWEB上にあるHTMLなどのコンテンツなどを抽出することをいいます。
Pythonには標準でurllibというライブラリが存在しているのでインポートするだけですぐにインターネットへのアクセスが実行できますが、Requestsはよりシンプルに、プログラマーから見て分かりやすくコードを記述することができます。
Requestsライブラリは他のライブラリと組み合わせて使用することもできます。例えば、Beautiful Soupというライブラリを活用するとWebサイトを解析して必要な情報だけを抜き出すという使い方もできます。
Beautiful Soup(ビューティフル・スープ)は、HTMLやXMLファイルからデータを取得し、解析するPythonのWEBスクレイピング用のライブラリです。
Riquestsライブラリのインストール
Pythonista3にはpipコマンドによるモジュール追加機能が標準で実装されていませんが、StaShからpipコマンドを実行することによりライブラリをインストールすることができます。
>>> StaSh 参考記事はこちら。
requestsライブラリをインストールするコマンドはpip install requestsです。試しにインタラクティブコンソールからインストールコマンドを実行してみましたが、エラーが表示されて実行できませんでした。
StaShを起動して以下のコマンドを入力してrequestsライブラリをインストールします。
pip install requests
インストール完了後、pip listと入力すると環境にインストールされているパッケージを確認することができます。
「Python Modules >> site-packages-3」とフォルダをたどるとインストールされたrequestsのパッケージが保存されています。
これでPythonistaからインターネットにアクセスするプログラムを設計できるようになりました。
次回はrequestsライブラリを使用してWebアクセスに挑戦します。
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