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我執を極めた108に届かない私の煩悩2021年版 【与太話】

 今年も残りわずかとなった。古からの教えをいったん横に置いておいて、極めて私的な私の考える今年の「煩悩」を、今年も思いつくままに書き出してみようと思う。

1.今年もジロリアンヌデビューできなかった。
2.二言目には「金がない」と言ってしまっていた。
3.「サウナで整う」を体感したくて大衆浴場へ行くも、吹き飛ばされそうなジェットバスに魅せられてしまった。
4.どうしてもレトルトのパックが真っすぐ切れなくて、ぎゃあとなってしまった。
5.レトルトのパックを手で開けていって最後のところで中身がピンッと服に跳ねてしまったとき、立ちくらみがするほどイラっとしてしまった。
6.最近、「こちらのどこからでも開封できます」っていうやつ、開けられないことが多い気がしている。
7.根切りではないもやしを売る業者を恨めしく思ってしまった。
8.評価さえ商品であることに驚いてしまった。
9.近所の子猫さんたちに魅了されてしまった。
10.近所の子猫さんたちに毎日、猫じゃらしを献上してしまった。
11.そのため、深刻な猫じゃらし不足に陥ってしまった。
12.道端に猫じゃらしがあると、取って帰りたくなるようになってしまった。
13.近所の子猫さんがいなくなってしまって、いろいろ後悔が残っている。
14.黒猫のクロくんと生活を共にするようになって、クロくんにメロメロになってしまった。
15.猫は自由気ままに生きていると思っていたのだが、意外と時間に正確で驚いてしまった。
16.南泉斬猫に思うのは、そこに何か意味があろうとなかろうと、猫に限らず殺むのはやはりおかしい。
17.しかし、それを言うと、何も食べられなくなりはしないか。
18.哲学や倫理に、貧女子な私の経済的な貧しさが呑み込まれてしまうような気がしてしまった。
19.今年の目標は「餃子を焦がさない」だったが、達成直前の12月に餃子を焦がしてしまった。
20.中間層ってなんですか。
21.命に値段がついているような気がしてしまった。
22.本棚が片付かない。
23.本はラーメンのようにのびて増えるのだろうか。
24.部屋の模様替えのために本棚から本を全部出したのだが、出す前に写真を撮っておくべきだった。本が本棚に収まりきらなくなってしまった。なぜ。
25.運動を少しはしようかなで今年も終わってしまった。
26.健康に気を使わなかった。
27.砂糖の摂取量を特に控えなかった。
28.良いことを特にしなかった。
29.トイレ掃除の憂鬱を克服できなかった。
30.感謝する気持ちを忘れてしまいがちだった。
31.チルいってなんですか。
32.ドラゴンボールならZ世代です。
33.なんとなく億劫というのが勝ってしまう1年だった。
34.ギンビスの焼き枝豆が近所のスーパーのどこにも売っていなくて悲しくなってしまった。
35.1年かけて、このぼやきを108個つくっていこうと昨年思ったのに、気がついたらもう年末。去年より減ってる。
36.これらの「煩悩」は、ポジティブに反転させようと思えばできてしまうから、特に反省できない。


 残り72個の私的煩悩は、書かないほうがいいようなことばかりなので、ここまでにします。


来年の目標
来年こそは餃子を焦がさない。


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