たかが、されど 【与太子話】
髪の毛をバッサリ切ってから1週間ほど過ぎました。金太郎飴を切ったように金太郎のようなおかっぱ頭をここ数年ずっとしていたのですが、短めのショートカットにしてみたのです。
目標とする最終形態は、ボウズです。
ただ、これを実現するには幾つかのハードルがあって、なかなか簡単には越えられそうにありません。
最大のハードルは乙女心、と思っています。
咳払いひとつで傷つくのが乙女心です。違うか。
さて、髪の毛を短くしてみたらどんな感じかを書き出してみたいと思います。
■良い点
とにもかくにも、頭を洗うのが楽です。本当に気持ちがよいです。髪が長かったころより頭皮をちゃんと洗えている感じがします。
髪を乾かすときに、ドライヤーが要らなくなりました。タオルドライだけで乾きます。夏のドライヤーから解放されたと思うと、ドライヤーをマイクにして歌いだしたくなる気分です。
髪が長いと、髪の毛がちょっと顔にかかるということがよくあります。短くしたらそれがなくなって、意外とこれが爽快です。
■悪い点
悪いというほどでもないのですが、短くなった髪の毛たちは、太陽を目指す者、逆に太陽に背を向ける者、枕に恋した者と、おのおのが生きたいように生きるようになりました。彼らは自由を手に入れたのです。つまり、寝癖が。
髪の毛が長いときはあまり感じなかったのですが、短くしたら髪の毛が伸びているのがわかるようになりました。不思議です。
なぜか頭を触る頻度が上がってしまいました。まだ慣れてないからなのかなんなのか、無意識に頭を触っていることがあります。
人間と頭髪って、意外にもいろいろ悩ましくて興味深いものがあるなのだなと思いました。たかが、されど、な、髪の毛です。
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