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ぼっち・ざ・ボーイズバー事件【Day0】

こんにちは、リクムンです。

今回は僕が高校卒業後、東京に上京して強引にボーイズバーで働くことになった話をします。あ、女の子を接客する方です笑

僕の上京物語はここから始まった。


僕が上京して社長になることを決意した夜『どうしたら人脈できるんやろ…』って考えた結果、

そうだ!Barで働いたら人脈できるんじゃない!!

直後片っ端から求人に申し込んだらなんと

受かったのは1件!しかも歌舞伎町!怖すぎる!だけど面接に行くのはタダじゃん!
歌舞伎町から徒歩9分ぐらいの距離なのに迷いすぎて45分かかりギリギリで到着した。死ぬほど迷って絶対に働かないと決意をして面接に行った。

その結果…

即採用!

俺みたいなやつ雇うってどんな店なんだよ…と内心思ってるのも束の間、
『伝え忘れたけど、ここボーイズバーだから』

初めて思考が停止して10秒ぐらい放心業態になった。走馬灯を見る時もこんな感じなのだろうか。そして意識が戻ってきた途端、頭の中で『無理!』を100回ぐらい言ったのだがインキャすぎて言葉にできずに働くことが決定されてしまった。

喋れなさすぎて地獄すぎる件

その場の流れで働くことになった現実が追い付かなくて何も考えられなくなった。
まず待ってほしい。『男子校でしかも18年間女子と関わりなかったぞ!!』

女の子?まずこの世に存在していたのか?当時の僕はペガサスとかの神々しいものだと思っていた。

一通りテーブルマナーや掃除などを教えてもらった後、ついに人生最初のお客さんがきた。

いらっしゃいませ! 

6人ぐらいの店員が一斉に挨拶する。そして初回と呼ばれるお客さんで僕と先輩の2人で着くことになった。

結論として2秒で孤立してしまった。いやいや何あのハイテンション!どうしたらあんなに喋れるんですか!1億二千万人のボキャブラリーがこの人に集約してるのかと真剣に考えてしまった。

1時間接客をして僕が喋ったことは一言!

初めの挨拶だけである。

未成年で酒が飲めなくて酒豪達のテンションに合わせるのは至難の業である。

その先輩は指名をもらい僕は取り残されることに…
泣きたくなったその時、『キャッチに行ってこい!』と店長から言われた。

夜の街に駆り出される

時刻は深夜1時!終電もなく逃げ出せない時間である。4人と共にトー横前でキャッチをというか風営法の関係でナンパをすることになった。

僕はもちろん断った。女性に声かけるとか無理!ナンパとかやったことないですよ!

先輩『とりあえず声かけて数こなせ!100人声かけたら1人ぐらい振り向くわ』

と言われここまできたら失うものないし一回だけやってみるかと。

-人生初ナンパ中-

僕『お姉さん今暇してます?』

女性(無視)

死ぬほどメンタルやられた。初回接客でもやられたのでオーバーキルである。

僕『もう無理です!』

先輩『100回声かけてくるから見てろ』
そう言って自信満々で歩いて行った。

先輩『あのすいません、もしかして…初対面ですよね?』

女性『ちが…そうですけど』

(世間話中)

先輩『今、そこのBarで働いてるんだけどこない?』

こうして先輩は去って行ったのだった。

ひたすら壁を接待する日々

あれから誰にも声をかけず気温2°で3時間待機して終電で帰った。悔しかった。
自分はキャラもトークも自信も無いし何があるんだ…

そうだ!妄想なら誰よりもできる!ネットや本でキャバ嬢やホストの接客の仕方を分析したり、芸能人の喋り方などを調べて壁と練習して夜は本番の接客する日々を過ごしていた。

ある日、転機が訪れる。
普通にグラスを磨いて準備をしていた時、僕の家の壁にそっくりなお客さんが現れたのだ!

『これはいけるかもしれない』
そして初めての指名をもらい徐々にもらう回数も増えて行ったのだ。

その後は社長になるという目的を思い出し止められながらも強引にやめました


いばらの道は振り返ると財産になる

僕がボーイズバーの経験を通し学んだことがあります。

それはどんなにきつい、いばらな道でも後の財産になるということです。

僕でいうと女性と話せなくて自信もなかったのに諦めずに走っていたら相手が何を言ったら嬉しいのか。楽しんでもらえるのか。

実戦で感覚的に理解した上で自信も付きました。そして何より『あの頃と比べたらまし!』というなんでも乗り越えられる経験を手に入れました。

おかげで人間関係で困るどころかたくさんの人に愛されるような人間になれたのです。

歩んでる時はいばらの道だけど振り返ったら薔薇の道だったよっていえる人生を歩んでいきましょう!

人生無駄なことなんてないってことです。

自分の経験の解釈で価値観や物事の捉え方が全て変わります。

元々の能力や年齢なんて全く関係ありません。自身の辛かったり嬉しかったりした経験にどんな解釈をするのか。

このマインドの部分が非常に重要になります。

なので僕は一人でも多くの人に今後の人生に活きる解釈をしてもらって熱い思いで生きていただけたらと思っています。

人生変えたいなら常識をぶっ壊せ

全く新しい環境や自分より格上の人に常識をぶっ壊してもらった方がいいです。
僕は歌舞伎町のボーイズバーでぶっ壊されただけです。

ここまでインパクトのある経験はしなくても良いとは思いますが他人と違う行動をするからこそ様々な経験をすることができてそこで自分だけの解釈が生まれると思ってます。

僕もマインドにいろんな経験をしたり関しては本や教材を買ったりして学んできました。

常識を壊せと言われれも難しいよって人もいると思うのでまずは一流に触れてみてください!

簡単なものだと
・映画を見に行ってみる
・高級な服に触れてみる。
・美術館に行ってみる。
・偉人の本を読む

映画だって家で見るのと映画館では集中力が断然違います。臨場感があふれる音や巨大なスクリーンがあるからこそ世界観に浸れます。

まずは身近な常識を壊してその経験から学びや何かしら興味を持ってもらえたらと思います!

それでは!
















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