THE FIRST VINTAGE
ファーストビンテージ。
その名の通り、初めて手に入れたビンテージのこと。
以前terraceの山村さんと話していてふと綴りたくなったので今回はこの記事に。
ビンテージと言っても、高価な物から安価なもの、年代、服の種類、ディテールまで様々。
初めて手に入れたビンテージは運命的なものを感じますよね。
感覚的にビビッときたとか、シンデレラフィットだったとか、探していたアイテムにやっと出会えたとか。
思い入れがあるものが多いと思います。
さて、みなさんのファーストビンテージとはどんなアイテムですか?
周りは結構デニムが多かったりとか、手に取りやすいシャツが多いですね。
して、僕のファーストビンテージをご紹介していきます。
60s ENSENADA Garbadine Jacket
僕のファーストビンテージ。
ギャバジャン、と言えばリバーシブルでアーガイルとか。
赤やブラウンなどの色で、アーガイルやアトミックのような柄がメジャーかと思いますが、僕のギャバジャンはリバーシブルでもなく、柄も入っておらず、水色にニットで縦ラインが編まれていると言う物凄くシンプルな物。
新卒で入った会社の研修で、名古屋に3ヶ月間いた際に購入したもので、当時初めて50〜60sのカルチャーに触れ、かっこいいと思って探しましたが、どれも10万弱と当時の自分では到底購入できないような高価な物。
その時に、良くしてくださった大須の古着屋さんのオーナーさんに話したところ、奥から引っ張ってきてくださったのがこれ。
肩が日焼けしていて、ところどころセルフリペアの跡。
袖もボロボロ。
でもこのギャバジャンを見た瞬間ビビッ!!っと来たんですよね。
僕が生まれるより前から、この世界で強く生きていたんだろうなと感じさせる風合い。
まさにハッピージャーニー。
epicのたくむさんからかっこええと仰っていただいて、このアイテムも本望じゃないんですかね。
僕の中では今後一生手放さないんだろうなと思えるアイテムのひとつ。
そんな僕のTHE FIRST VINTAGE。
みなさんもファーストビンテージは大事にしていきましょう。
人と同じで古着は出会い。
以上。