見出し画像

エメリの3つの功罪

公式戦6試合連続勝ち星無しでますますファンの間で解任論がささやかれるウナイ・エメリ。何でこうなったのかを分析したい。

①一貫性の無いカメレオン戦術

→ Mr.Arsenal Chan師匠によるとアーセナルは7試合で7つの異なるフォーメーションを実践しているとの事。選手達の心にある声が聞こえてくる。「格下相手に戦術準備?俺たちはアーセナルだぜ?」ファンも同じ気持ちだ。サウサンプトンに合わせた3CBなんて弱者のメンタリティでしか無い。他所でやってくれ!!

②古参の選手を放出しすぎた

これに関してはエメリだけの責任ではない。だがコシェルニー、モンレアル、ラムジー、チェフ、イウォビとチーム在籍年数の長い選手を一斉に放出してしまった事はチームのメンタリティを保てていないひとつの理由なのではないかと思う。

事実昨日のスタメンでチームに3年以上在籍しているメンバーはベジェリン、エジル、ラカゼットのみだ。コシェルニーやチェフがいればエメリと選手のパイプラインにもなれたのではないだろうか。

③選手の弱みに着目する選手起用

エジルにはインテンシティが無い、トレイラには身長や圧倒的なフィジカルは無い。それは確かに事実だ。だがエジルには想像力があり、トレイラにはインターセプトが出来る素晴らしい危機察知能力がある。それを感じたのがvsレスター戦だ。エジルをマンツーマンで相手のエンディディに付けていたし、前半はそれが効いていた。だがそれって本来逆の考え方が必要なのでは無いだろうか?つまりエンディディがエジルを徹底マンマークする図式が正しい姿のはずだ。

既存の選手はいずれも素晴らしい才能を持っている。他のBIG6と比べてもまったく遜色ない。むしろここ10年間で一番戦力が充実している
デニウソングの時代やサノゴやベントナーがCF張ってた時代もあったし、エブエがアタッカーしたり、SBがいなくてCBを4枚並べてた時代もあった。

今のメンバーならもっと魅力的なサッカーが出来るはずだ。

昨日の試合を観戦してて、「今日負けたらエメリ解任の可能性あがるかも・・それなら負けてもいい」と思ったのは自分だけだろうか?試合を観るのが昔ほどわくわくしなくなったのは自分だけだろうか?

悲しい。とにかくクラブが「アーセナル」に戻ってくれるのを待つばかりだ。

#アーセナル
#グーナー
#プレミアリーグ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?