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囲碁エアプ入門…ルールとか一切学ばずに囲碁を知ったかしてみよう~亀歩戦術日誌~
こんにちは。こいずみりくです。
本記事では、小難しい囲碁のルールは一切省いて、読者に囲碁エアプをしていただこうと思う。雰囲気だけ味わって、明日から囲碁を知ったかしてみよう。
囲碁エアプに必要なのは、たった3つのざっくり知識だけ。順番に見ていこう。
囲碁とは、碁盤と碁石で遊ぶゲームである
第1のざっくり知識は、囲碁の道具に関するものだ。まずはこちらを見ていただこう。
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上の画像は、碁盤(ごばん)という板である。この板の上で遊ぶゲームが囲碁だ。
そして、碁盤の上に碁石(ごいし)という黒と白の粒を交互に置いていく。囲碁は2人のプレイヤーで遊ぶのだが、先手番が黒石を置き、後手番が白石を置く。その様子を見てみよう。
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番号は石が置かれた順番を示している。このようにして、黒石と白石を合計200個前後くらい置くと対局は終わる。
囲碁とは、陣取り合戦である
第2のざっくり知識は、勝敗の決め方だ。先ほど示した序盤から、なんやかんやあって最終的に終局した時の様子を見ていただこう。
※ほんとうは「なんやかんや」の部分が囲碁の醍醐味なわけだけど、囲碁の知識を要するので深く立ち入らない。
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なんのこっちゃ分からないと思うが、実はこの盤面は、黒の陣地と白の陣地に分かれている。それを可視化したのが次の図。
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黒いドット■が黒の陣地、白いドット□が白の陣地を表している。ざっくり言うと、このドットの数が多いほうがより多くの陣地を獲得したことになり、勝ちとなる。
上の図の場合は、黒のほうが陣地が多く、黒の勝ちである。
※陣地の数え方には囲碁の知識を要するので、具体的な数え方は割愛する。
生きている石だけが、陣取り合戦に参加できる
第3のざっくり知識は、第2の知識の補足である。実は、先程の盤面には「生きている石」と「死んでいる石」がある。このうち、陣取り合戦に参加できるのは生きている石だけだ。
※石の生き死にの判定には囲碁の知識を要するので、ここでは判定法には触れない。
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上の図では、白石は生きていて白の陣地(□)を形成しているのに対し、黒石は死んでいて黒の陣地(■)の獲得に寄与していない。
3つのざっくり知識と基本戦略
ここで、これまでに学んだざっくり知識を復習しよう。
囲碁とは、碁盤と碁石で遊ぶゲームである
囲碁とは、陣取り合戦である
生きている石だけが、陣取り合戦に参加できる
これらをまとめると、次のようになる。
囲碁では、碁盤の上に黒と白の碁石を置いて遊ぶゲームであり、最終的に生きている石でつくった陣地が多いほうが勝ちである。
このようなゲームで勝つための基本戦略とはなんだろうか。
直接的には、自分の陣地を広げたり、相手の陣地を削ったりすることだ。それには、石の生き死にが間接的に関わってくる。つまり、自分の陣地づくりに参加できる石(=生きている石)を増やし、相手の陣地づくりに参加できない石(=死んでいる石)も増やすという攻防が大事になる。
こうしたせめぎ合いを楽しむ遊戯=囲碁を、私はかれこれ十数年趣味として嗜んでいる。今後、私のnoteに囲碁の話題が出るかもしれないが、この記事を読んで囲碁エアプに入門した皆さんには、ぜひ知ったかしながら楽しく読んで頂きたい。
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