憧れと向き合う心
こんばんは。木下です。
今日は、「憧れと向き合う心」ということを伝えたくて記事を書いています。
目次**1.「憧れと向き合う心」を考えることになったきっかけ
2.僕の経験
3.僕なりの憧れと向き合う心の考察
4.伝えたいこと**
1.「憧れと向き合う心」を考えることになったきっかけ
昨日のラジオ放送内容で話した、僕の嫌いな言葉と理由がきっかけです。
最近、僕は趣味でラジオをしています。内容は、自分の思ったことや日々の気づきなどをその日の気分で放送しています。放送日も何もざっくばらんな感じです。
昨日のラジオでは、「天才」と「~だからできる」という言葉が嫌いということを喋りました。理由は、ざっくり書くと表面上でしか物事や人を見れていないということを感じているからです。(詳細は、ラジオを聞いてください。)
放送後に、自分なりに自分の体験を振り返りながら考えてました。考えていく中で、「憧れ」というワードと「向き合い方」というワードが出てきました。考察に入る前に、僕の経験談を次の章では共有しておきたいと思います。
2.僕の経験談
僕は、陸上を始めて間もないころに憧れを抱くことになる選手と出会いがありました。その選手は、日本で初めてプロ車いす陸上競技者になった選手です。その方に憧れた理由は、シンプルに「生き方がかっこいい」と「速い」という気持ちでした。出会ってからは、より一層「速くなりたい」という気持ちが強くなりました。それと同時に「あの人みたいになりたい」という気持ちも抱くようになりました。
僕は、追いかけました。追いかければ追いかけほどに、できないことが目立ちます。そして、両親を含めて周囲の人は「○○○さんだからできるのよ」ということをよく言われました。できないことが悔しかったです。「~だからできる」という言葉に、「そうなのかもしれない」と思う僕もいました。でも、心が折れそうになった時には「最初からできた人はいない」ということを言い聞かせました。また、過去の自分と当時の僕を比べて、言い聞かせた言葉に納得をさせていました。今でもそうして、できることを1個ずつ増やしていってます。次の章で、経験談を踏まえての考察を書いていきます。
3.僕なりの憧れと向き合う心の考察
僕なりの考察では、「憧れ」との向き合い方で行き先が変わってくると考えています。また、「憧れ」を利用した目標の立て方は汎用性が高いのではないか考えています。
①憧れる
ある特定の人やことに対して、「かっこいい」という思い「なりたい」という気持ちが出てくる
木下の場合:ある選手と出会う
②憧れを目指す
「なりたい」という気持ちに対して真似る
木下の場合:選手がしている動作を真似る
③壁が出てくる
真似ていくことで、できないことが目の前に出てくる
木下の場合:動作を真似ているつもりが、筋肉が動かないということ
④壁に対して、諦めるor原因を突き詰める
壁に対して、「天才」・「~だからできる」という言葉で諦める
原因を突き詰めて、足りないものを手に入れようと必死になる
木下の場合:「どうして、あの動き出来るんだろう?」と考える
考えたのちに、実際にしている人に質問をする
③までは、多くの人が誰でも通る道ではないでしょうか?
ここが分かれ道になるのではないかと思います。
壁が出てきたときに、「~だからできる」・「天才だから~」という考える人。それとも、「どうしてできたのか?」・「質問してみよう」と考える人。大まかにわけて、2つの考え方があるのではないかと思います。
前者の考え方は、考えるのも諦めてしまっていると思います。この人たちが、どこにつながっていくのか僕には考えてもわかりませんでした。後者の考え方は、できてる要因を考えることができます。要因がわかれば、少しずつでも進めばいいと思います。そして、要因を突き詰めてもできなくなくてもここで得た考え方や知識は、別のところで役に立つと思います。実際に僕が今できているのは、①~④までを何回も繰り返してちょっとずつ積み重ねているからです。
5.伝えたいこと
僕がこの記事を通して、伝えたかったことは憧れの人には死ぬ気で付いていけということです。周囲からなにを言われようが目指して、自分で考えて突き詰めていけばいいと思います。積み重ねて、心が折れそうなときだけ積み重ねを振り返ったらいいと思います。そして、そこからまた積み重ねを繰り返していけばいづれは誰でも「○○○だからできる」という立場になっているのではないでしょうか?僕もこれからも日々積み重ねていきたいと思います。