フェニックスクラブ総会とジュニア指導

昨日は、フェニックスクラブの総会が行われて、参加してきました。
フェニックスクラブとは、県の車椅子競技団体になります。
僕が、競技を始めてからずっとお世話になっている団体です。
フェニックスクラブについては、下記のURLからご覧ください。

https://mpc21.wordpress.com/

通例として、総会に合わせて練習会も毎年行われています。
場所は、財部温泉付近でのロードを活用した練習です。
ただ、昨日は土砂降りでした。
クラブ自体の年齢層が高めなので、風邪やケガをしてはいけないということで練習は延期になりました。そこで、早めに会議室に行き午後の会議までは談笑時間になりました。
ここでは、互いの近況報告をしました。
また、ジュニアの子1名がフェニックスクラブに初参加だったので自己紹介などをしました。
お昼ご飯を食べて、午後の総会に移りました。 

総会後は、30分だけジュニアの子を指導しました。
雨が降っていましたが、ジュニアの子が「やりたい・乗りたい」と言ったので練習をしました。
初心者は、競技用車いすに乗ること自体が難しくそれ自体が練習になります。
僕も初めたてのころは、何度も転びました。
ジュニアの子もなかなか乗れずに苦労していました。
それでも、途中で投げ出さないで自分で考えながら乗っていました。
試行錯誤する姿は、僕も改めて見習う部分があるなと感じました。

 雨が降っているなかでは、いつもと違うところが2つあります。
1つ目は、グリップ部分が滑ってしまいうまく力を伝えるのが難しい。
2つ目は、スピードが普段よりも落ちてしまい焦りを生む。
違うところが2つあることで、普段の疲労度よりも倍増してします。
ジュニアの子も、同じようになっていました。
ここは、何回も何回も練習していきある程度慣れが必要な部分だなと思います。
ジュニアの子も今回は、すぐに競技用車いすから降りてしまいました。でも、僕は昨日の雨の中でも乗りたいと言って自分の力だけで体をコントロールして乗り少しだけでも練習したことに対して大きな一歩だなと思いました。
この一歩が積み重なっていくことで、道につながっていくだろうと思いました。
そして、大きな一歩を踏み出す瞬間に立ち会わせてもらい感謝です。
昨日、改めて僕も負けたくないなと思ったので今日からも気合を入れて練習に望んでいきたいです。