バイクでのコーナリングに必要な読み
道路には幅があって左右の端があります。
センターラインのある道路と道幅の狭いセンターラインのない道路が存在しますね。
いま走行している道路がこの先どのように変化するかを判断するには視覚を使っています。
左右に曲がることがない一直線の道路。
緩やかに曲がっている道路。
曲がった先が見えない道路。
など、見えている景色で道路がどのように変化しているかを判断しています。
だだっ広いところに、舗装した道路だけが存在している場合は、判断材料が少なくなって非常に走りにくいものになると思います。
道路の舗装との境目だけしか見えていないと、走りにくいだろなーと思います。
その状況に近いのは、教習所のコースに内側にありますね。
コース以外は、背の低い雑草が生えているだけの道路が一般道にあった場合は、非常に走りにくいと思います。私の過去の体験で、それに近いことがありました。
夜中に、川幅の小さな川沿いの道を走っていた時のことです。
前を走る車も無く単独での走行でした。
視界は、ヘッドライトに照らされた狭い範囲です。
川は、まっすぐ伸びていましたが、道は、途中にある小さな橋を
わたって対岸の方へ続いており、まっすぐ行くと舗装もしていない
道になっていました。
かなり近くまで行ってから、橋があるのに気がついてフルブレーキ
に近いブレーキングをしてやっと橋を渡りました。
視覚情報を間違って処理するとヒヤリとすることがあります。
コーナーに侵入するときでも、同じことが言えます。
視覚情報を、正しく処理する必要があります。ゆるいRのコーナーと判断して進入すると、思っていたより曲りこんでいてもう一度ブレーキをする必要が出てきて、あせったりすることが無いようにしましょう。