新型コロナウイルスのメガクラスターを阻止せよ  危ないぞパチンコ店!

1 韓国 2月中旬以降の急激な感染拡大

お隣の韓国では2月中旬までは新型コロナウイルス感染者の数は30人で安定しており増える様子はありませんでした。それが2月17日に31人目の感染者が出ると、それからは異常な勢いで患者数が増えました。2月26日には1000人を越え29日の本日は2931人!

ちょっと絶望的な増加速度なのです。

韓国の患者数爆発

 1万人を越えるのを避けられそうにありません。もはや大都市の閉鎖もありえるでしょう。本当にお気の毒なことです。韓国の皆さんはきっと怖ろしい思いでいらっしゃるでしょう。
「31人目」から倍々、韓国での新型コロナウイルス感染拡大ペース

2 メガクラスターが発生した原因

韓国大邱の事例は現在の社会状況を考えると明らかに常識をはずれたものでした。本来なら誰がみても危険だとわかるはずですし、そうでなくても規制されるべきでしたが、思わぬ盲点でした。なんと「新天地イエス教」というカルト教団が関わっていたのです。

その状況は感染症対策から考えるとほとんど自殺行為です

1000人を越える信者がお互い方がぶつかりそうになるほど狭い礼拝堂で膝ついて並び、大きな声で「アーメン」と叫ぶ。そんな礼拝を3日間にわたって行ったというのです(イラストはちょっと間違ってますがご容赦を)。
韓国で新型ウイルス感染者急増-宗教団体施設で集団感染か

新型肺炎 韓国の宗教施設で集団感染が発生 1日で2倍の204人に

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ここでは集団感染が生じる条件が全て揃っています。

危ない条件

レーダーチャートにするとこんな感じです。

01 チャート1

しかも、今度はその参加者が全国の礼拝に動き回っているというから恐怖でしょう。警察まで出動して「新天地イエス教」の取り締まりをはじめています。

韓国大統領、新型コロナウイルス感染が拡大する大邱市で対策会議を開催

もはや題目である「宗教の自由」より国民の命を優先しています。このようにメガクラスターは国家をいきなり非常事態に追い込みます。

 同様にメガクラスターであったダイヤモンドプリンセス号のチャートは次のようになるかと思います。

02 チャート2

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多くの人が比較的狭い空間で長期間同じ施設を利用するのでは感染が広がるのを避けるのは困難です。

ここでも豪華客船の売りである種々豊富な娯楽スペースが仇となっています。

ダイヤモンドプリンセス号の船内施設

これを陸上に置き換えて考えてみましょう。コンサートや映画、立食パーティ、宴会、カラオケ、スーパー銭湯、遊園地などが一時的に閉鎖あるいは営業を制限するのはやむを得ないことだと思いませんか。

しかし、本日思わぬ盲点に気づきました。

3 パチンコ店は非常に危険

パチンコ店というものを上の基準で見直して見ましょう。

03 チャート3

ちょうどダイヤモンドプリンセス号と同じです。会話や歌はさほど多くないと思いますがその他は全て揃っています。また、実は人数もかなりのものです。休日などほぼ満員のパチンコ店を見掛けることがありますが、一点当たりのパチンコ台の数は以下のようになります。

店舗平均台数

なんと440〜840くらいです。そんな沢山の人々がパチンコ台のハンドルや玉、硬貨を入れるスロット、トイレ、椅子などを一緒に使っています。そして、それらのすべてを毎日、一人使うごとにアルコール消毒などできるわけもありません。日々、汚染が蓄積されます。

それにパチンコ店特有の環境も考えなくてはなりません。

まず、喫煙が多い。2009年の新型インフルエンザのときのデータですが喫煙は

感染リスク1.3-5.69倍
重症化リスク2.2倍
受動喫煙でもリスク増加あり(母親の喫煙で子どもの発症3.8倍)

と非常に感染リスクを高めてしまうのです。タバコを吸うという動作自体が手を顔にくっつけていますから処置無しです。

まき散らされるウイルス

喫煙の「感染症」リスク〜受動喫煙も危険

また、パチスロに至ってはコインを介して感染は広がり放題だと思います。

 また、そんな場所なのに、結構長くいて、食事も座席で摂ったりする。これでは目、鼻、口が守れるわけがありません。

 さて、パチンコ店内の感染対策はどうなっているでしょうか?実は私の自宅のすぐそばにパチンコ店があります。いまから、気をつけながらちょっと視察に行ってみます。

 行ってきました....。

今日は土曜日だからかかなりの混み具合です。

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僕は、僕は本当に怖ろしいと思いました。

おお、パチンコ屋の状況を視察をしてきた僕に、僕に言えるのは、言えるのはこの言葉です。それは全くの...それは、それは...

04パチンコ屋生中継2

消毒用アルコールは4つある外に通じる自動ドアのところにだけあります。館内には皆無です。トイレに行かなければ手は洗えません。もちろんここにも消毒液はありません。渡り廊下を介して食堂と休憩室を兼ねた建物とつながっていましたが、その食堂にも消毒液も手を洗う場所もありません(トイレはあります)。

かといって、台を変えるごとにトイレに行って手を洗うような人はいません。

台の種類によってずいぶん違いますが、人気機種のある列はほとんど9割以上は人で埋まっています。それこそ「肩付き合わせるような」
狭さです。「新天地キリスト教」の礼拝とさほど違わないでしょう。飲み物を台の下に置いている人も多い。

タバコを吸う人はおそらく10人に1人くらい。それ台から少し離れた喫煙所で吸うようです。でも、台でプカプカやっている人も当然います。マスクしてアゴまで下ろしてタバコ吸ってるオバちゃんまでいてここまで来ると爽快な無意味さというべきでしょうか。

マスクで

スロットは地獄です。みなコインを何十枚か握りしめては投入し停止ボタンをチョンチョン押している。ここに新型コロナウイルスの患者が来たら簡単に蔓延するでしょう。接触感染のパラダイスです。

ウイルスのフィーバー2

これは本当に危険な場所です。こんな場所が日本に、い...、い...、10000件以上だと〜!

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もちろん、これで暮らしておられる方もおられるとは思いますが、今は非常事態です。日本中の人が辛抱しています。

一刻も早く、一時営業停止にすることを、心から心からお願いします。ホントに!

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