七回忌法要、疲労感に悩まされる
今日は、昼間はそこそこ温かくなりましたね。明日は更に温かくなるとのこと。ありがたいことです。
さて、……
今回は若干怪談めいた話が出てくるので、苦手な方は避けられた方が無難であることを最初に申し上げておく。
この週末、私は亡父の七回忌法要のため帰省した。ただ、時節柄集まる人数は最小限にすることとし、直系卑属だけでの実施とした。つまり姉一家、私一家だけが集まり、親戚には声を掛けない形としたのである。
往路はきれいに晴れて、新幹線の窓から富士山がクッキリ見えた。車掌さんも「ただ今、進行方向右手に富士山がご覧いただけます」とアナウンスするくらいであった。こういう時は「ちょっと得したな!」という気になる。
みんなが一斉にスマホを取り出すのがいかにも日本的だと思ったが、通路を挟んだ隣の人の会話は韓国語であった。でも、スマホで写真は撮っていた。まあそういうものなのだろう。
新幹線を降り、在来線に乗り継いで最寄り駅に着いた。そこからはバスでお寺に向かう。実は、これまでの法要は実家の仏壇前で実施してきたのだけど、長年締め切った自宅では当日換気してもかび臭さがどうにもならない、掃除も大変ということで諦めた。
冷たい風を切って本堂に向かうと、既に姉一家は到着していた。
ご住職は通夜・葬儀の時にも来て頂いた方だったので、お互いに気心が知れていて、やりやすかった。
自宅であれば使わない大きな鐘を使い、音木(おんぎ)の音も大きく、最後の方は耳に障るようになってきたのが正直なところ。それでも赤い勤行集を渡され、一緒にお経を読み、無事に終了した。
お寺に持参したお供え物は、そのままお寺にお納めするのかと思っていたら、家と同じように家族で故人を偲びながら食べるものと教わり、なるほどと納得した。持って帰って姉と折半することにした。
いつも、お布施を渡すタイミングが分からず若干まごついてしまうが、出る前にお納め頂いてお寺を辞去する。
後は、近所のファミレスで御斎(おとき)の代わりに出席者全員で昼食を取り(お寺にはお布施とともに御膳料をお渡ししている)、来た経路で帰ってきた。
実は、行動自体はそれほど体に負荷が掛かるほど大きなものではないし、御斎も特に気を遣わなければならない人などいないはずではあった。でも、帰る頃にはかなり体力を消耗していた。
帰路の新幹線内でも眠ってしまったし、家でも22時に床についてしまった。バタンキューである(死語ですかねw)。
今朝もしっかりいつもの時間まで眠ってしまい、さすがに疲れもかなり抜けた。それでもまだ若干ダルさが残ったままではあるが、出社した(けど、結局夕方時間休暇を取得した)。
何でこんなにダルいのだろう? ちょっと気になった。子どもの頃、お盆にお墓参りに行って帰る時「何となく体が重くなったような気がするね。ご先祖様が乗っているからかな」などと言っていたことを思い出し、ちょっと背筋が寒くなった。
まさかね……
なお、特に家で不審なできごとが起こったりはしていないことを申し添える。
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