見出し画像

妻が病に伏せて実感したこと

残業で遅くなった帰り道、小雨がパラついてきました。空の向こうがピカピカ光っていて、雷が落ちるかも知れないなあと思っいながら帰宅、雨は自宅付近でも降っていましたが大したことはありませんでした。

さて、……。

実は妻の体調が火曜日の午後から悪い。喉の痛みと鼻水が止まらないと言われた。

もしかして第11波のコロナ感染か? と疑ったが、コロナの症状で鼻水は聞いた記憶がない。それでも妻に、医療機関への受診を勧めた。しかし妻は拒否。既に感染した経験がある妻曰く「感染経験から考えて、これは違うと思う」そうだった。

しかし、そうこうする内に昨晩から娘も38℃まで発熱。こうなると更なる家庭内感染を意識せざるを得なくなる。具体的には私。

そのため私も「更なる感染は防ぎたい」と妻に強く主張、これには妻も抗し難く昔自治体からもらった抗原検査キットを引き出しの奥から引っ張り出して使うことにした。

結果は……「陰性」だった。コントロールラインのみ線がくっきりと表示され、測定ラインには全く線が表示されなかったのだから、そう判断することになる。

取り敢えず妻の体調悪化の原因がコロナ感染ではないということが明らかになった。それにより、少なくとも妻の体調悪化に起因して娘までがコロナ罹患という最悪のストーリーは成り立たなくなったのである。

その根拠としては、娘が夏休み以降外にほとんど出ていないことが挙げられる。以上のことからコロナでない風邪を妻が引いて、それを娘がもらったと考えるのが妥当だと考えられるようになった。

やれやれとは思うものの、お父ちゃん(私)は罹患を避けて家で食事をしないようにしているし、今日も外食して帰った。家族の絆は大事だけど、これはやむを得ないところ。

コロナの第11波の襲来によって、人知れずこのような究極の選択を迫られているご家族も多いと思う。通勤電車内を見渡しても、マスクをしている人の方が少数派であることを踏まえれば、感染拡大もやむを得ないことだと思う。

そして5類移行により検査を受けるのも、医療機関を受診して診断を得て治療薬の処方を受けるのも、結構なお金が掛かるようになった。

我が家の場合、お金の負担は可能だけれど、診断が出たら休まねばならない社内規程の問題に直面することとなる。私は自分の勤め先での経験から早期診断を望んだけれど、それにより不利益を被ることを忌避する人はやはり出てくると実感した。

お読み頂き、ありがとうございました。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。