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衣服のセンス、汝らの内センスある者よりこれを語れ

今日もお天気はもちました。気温は低めでしたがコートはまだ不要で助かりました。

さて、……。

国民民主党の玉木代表の不倫については、道徳的にアウト。でも、今社会が必要とする政策を推し進めようとしているせいか、批判よりも「それはさておき手取り増を!」の声の方が大きい。

だから大衆なんてものは……という言い方もできるけど、民主主義は大衆を味方につけた者勝ちである。手取り増を欲する者がそれだけ多いというのは厳然たる事実。もしこの政策が皆の心に刺さっていなかったら、本件に対してどのような反応になっていたかは分からない。

それにしても、不倫は1人ではできない。相手のあることである。このお相手の服装について世間が辛辣である点は想定外であった。そう来たか? こんなリアクションが起こるのか! と自身の世の中を見る目の未熟さを、改めて思い知らされた。

敢えて年齢は書かないが、「(あの歳)でミニスカはない」「似たような服ばかり、他に服は持っていないのか」といったものがかなり多く、私が見た限り好意的なものは見当たらなかった。

この点については、女性の方が男性より格段に厳しい。返す刀で玉木代表の灰色のスエット姿まで槍玉に上げて「この2人の服装のセンスのなさはあり得ない」とまで言われると、ちょっとどうかと思ってしまう。

それには単純な理由がある。自慢じゃないけど、私も服装のセンスはないからだ😅

基本、見せてはいけない部分を見えないようにしてさえいればよく、後は気温に合わせて布地と重ね着枚数を選べば足りると考えている。従って、流行のファッションには全く興味がない。

それでも、靴下に穴が空いている、或いは下着の裾や襟、袖口が擦り切れているというのは流石にマズいと感じるくらいの感度は持ち合わせている。これでは不足なのだろうけど。

アパレル業界の方々には大変申し訳ないと思いつつ、私はこんなレベルである。それゆえに服装のセンスについてのキツい論評は、それが他者に向けられたものでも我が事のように感じてしまう。

逆に、多くの人が自分の服装センスにかなり自信をお持ちなのも正直驚きではある。結構独創的な衣服を着ているけど「ちょっと浮いていませんか?」と私ですら感じる方もチラホラおられるので。

ただ、今辛辣な言葉を投げている人たちも「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」的にファッションセンスに言及しているだけで、心の底からそう思ってはいないのではないかと思ってもいる。

ぶっちゃけ、言えるところへの憂さ晴らし以上のものではないと考える。少なくとも、仮に彼らに服装センスがなかったとして、それで何か迷惑をこうむったわけでもないだろうし。

「汝らの内罪なき者より石を投げうて」とイエスキリストは宣った。本件も同じことが言えると思っている。

お読み頂き、ありがとうございました。

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辻六道🥚
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