【虫系注意】クジャクグモの求愛行動を見て考えたこと
朝、もっと冷え込んでいるかと覚悟しましたが、風がなければ何とかなる状況で助かりました。でも、ますます寒くなるようですね。
さて、……
多くの野生動物は、メスとペアになるためにオスが求愛行動をする。逆のパターンを聞いたことがない。
オス同士が競い、時には戦いに至ることもある。それがため、命が掛かることもある。或いは、個別にメスに猛烈にアタックすることもある。
メスの前でダンスを披露することで有名なオーストラリアのクジャクグモは、オス同士では争わない。個別に挑戦し、メスの前でダンスを披露する。その点では優雅であるが、人間から見るとそのダンスは中々にユーモラスである(虫系が嫌いな方は、パスされたい)。
最近の研究では、きれいな模様は彼らの捕食者であるカマキリに似ているらしく、オスはその腹部を見せてメスをドッキリさせる。ドッキリして固まったメスが注目する前で、一生懸命求愛のダンスを踊るという手順を踏むらしい。
オスはうまくいけばメスと交尾をすることで子孫を残すことができるのだけど、気に入られないとメスに捕食されてしまうリスクがある。身体はメスの方が大きく、最後の最後まで気が抜けない。まさに命懸けなのである。
英語のYouTubeでクジャクグモを取り上げている動画があり、その解説の中で「male or meal」という表現があった。それを見た瞬間、不覚にもツボにハマって脱力してしまった。
ハロウィーンの「Trick or Treat」のパロディだろうと憶測したけど、オスでいられるかメスの食事になるかの二者択一はあまりに差が大きく、シュール過ぎる。
ここで、カマキリのメスもやはり身体の小さいオスを捕食してしまうことがあることを考えると、ちょっとくだらないことを考えてしまった。
というのは、もしかしたらクジャクグモのオスはメスにカマキリを連想させる腹部の模様を見せることで、メスの行動までカマキリ化させてしまうのではないか、或いはドッキリさせられたメスがホッとした時に食欲に火が付くのではないか、等と妄想をかき立てられてしまったのだ。
もちろんそんなことはないのだろう。戯言に過ぎない。ただ、自分は人間に生まれて助かったと心底思う。ダンスは全く不得意なので。
お読み頂き、ありがとうございました。