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「暮らしを応援! TOKYO元気キャンペーン」を何度か利用して再認識したこと
今日は、午前中にかかり付けの医療機関2つを掛け持ち。家を出る時から雨がポツポツと降る中、本降りになったらイヤだなと思いつつも結果的に何とかなりました。
さて、……。
今日の午後からは先週と同様に妻といつものスーパーに買い出しに向かう。ただ、今回はかなり混んでいた。
実は、多分混むだろうとの見込みも持っていた。というのは、先週の以下の記事で冒頭に取り上げた「暮らしを応援! TOKYO元気キャンペーン」が、「※ポイント還元額が予算額に達する見込みのため、本キャンペーンは3月23日(土)23時59分に早期終了」するとの告知があったからだ。
今日がその3月23日(土)であり、駆け込み需要はあるだろうと推測したもの。それが当たったのである。
ただ、混んでいたとはいえ店内に入れないほどではない。ゆっくりと買う商品を選べば良いと意識を改めて、遅くてもイライラしないように気をつけた。
買い物の途中、聞き耳を立てていたわけではないが周囲の夫婦連れの会話でも「d払いがまだ少し残っている」「この店でauペイも使えたっけ?」といった内容が話されていた。やっぱり同じことを考えて来ているんだなあとの思いを深くする。
このキャンペーンはauペイ、d払い、ペイペイ、楽天ペイの4つのペイが対象。QRコード決済をするとそれぞれのペイ毎に最大3,000ポイントが還元される。つまり、一人で最大12,000ポイントまで還元されるので、多くの人が殺到することになった。
ただ、これも東京都の事業、「予算額に達する」という予算も都のものだろう。ありがたく頂いておきながら言うのも若干ためらいがあるが、この事業はスマホを持っていない人は、まず参加できないことになる。それで良いのだろうか。
そして、スマホにそれぞれのペイのアプリを入れて、ある程度使いこなせていないとポイント還元までたどり着けない。これって結構ハードルが高いように思う。
「都民の生活を守るとともに、消費を喚起し経済の活性化にもつなげていく」というお題目からすれば、スマホを持てない人、持てても使いこなせない人にもその事業の恩恵が届くべきだと考える。この視点は間違っていない自信がある。
それを貫徹しようとするなら、新型コロナウイルス感染症が蔓延した時の特別給付金方式、或いは地域商品券配布方式になるのだけど、これはかなり間接費が掛かる。これらの方法と比較考量した結果だろうけど、何とも言えない割り切れなさが残る。
母の介護に関わり何回か書いたことではあるけれど、デジタル物にはできる限り追随してゆくべき。それをしないと生活の質が下がるのはやむを得ない。そして、経済的にも損をする時代になったことをしっかり認識すべきだと強く思う。
世知辛さも感じるけれど、是非もなし。
お読み頂き、ありがとうございました。
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