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お腹が空いた〜! 時の対処法

今日の暑さはまた格別の味わいがありました。空は抜けるように青く、明らかに秋の色合いになっているのですが、その青空を通して届く太陽の光はまだまだ肌をジリジリと焼く余力を持っています。まだ立ち向かえないですね。

さて、……。

夕方、娘が部屋から出てきた。「お腹が空いた〜!」と訴えてくる。だけど、まだ炊飯ジャーはスイィーンと音を立てている。つまりまだ炊けていない状態。ガックリきた娘は「踊ろうかなあ……」とポツリ。

この思考過程、私は全く理解できないのだけど、自分が何かをやればものごとが思うように進むと思ったのかも知れない。ただ、炊飯時間は元々電子炊飯器にインプットされているだろうから、踊ってもムダだと思う、申し訳ないけど。

ここでふと思いついて、お腹が空いた時にどうするのかをいくつか考えてみた。

1.何かを口にする

これは王道。ちょっとした食べ物を口に入れることで、空腹感が和らぐ。特に甘いものは即効性がある。また、炭水化物(あられ、せんべい等)もそれに次いで効果がある。

糖質制限を行っていて、タンパク質を取る方もいる。だけど、これは一口程度の量では空腹を抑える効果が出にくい。職場では選択しにくいものだと感じている。

なお、昨今は低カロリー甘味料を用いた食品も出回っている。これを食して太らないよう努力している方もおられるだろう。ただ、これは身体の方が騙されないのであまりお勧めできない。

むしろ一般的な糖質を含んでいても、少量を細切れに取ることで血糖の急上昇も避けられるので、そちらをお勧めする。

2.水を飲む

これ、物理的にお腹が膨らむので、しばらくは空腹感がやわらぐ。特に、お腹の音が出るような時には、それを抑える効果があると思っている。

ただ、これは胃が重さを感じているだけで、長くは持たない。あくまでも非常手段だと認識している。

3.運動する

「え、お腹が空いているのに運動なんてしたらますますお腹が空くじゃないか」というご意見はあると思う。でも、これは必ずしもそうは言えない。

空腹を感じるのは血糖値が下がるから。だから、空腹時は血中の血糖が少ないので運動に回せる量が限られる。この状態で運動すると、脂肪分解酵素が働いて脂肪を燃焼させてエネルギー源とする回路が作動する。

だから、空腹時でも運動はできるし、運動した分がそのまま空腹感を増すことには繋がらない。そもそも人間は数千年前まで野生動物に襲われることがあり得た。だから、どのような状況でも瞬時に身体を動かせるような仕組みが整えられている。

実際、空腹時に運動するとこの脂肪分解回路によるエネルギー補給で、意外と空腹を感じなくなる。ただ、だからといっていい気になると今度は筋肉まで分解し始めるようになるので、気をつけねばならない。

そうこうするうちに、無事にご飯が炊けて娘はご飯を食べ始めた。やれやれ。

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