週末に車検を通す
雨が降るのかなと思っていましたが、何とか持ちこたえています。いや、別に降ってくれても何ら困らないのですが……洗濯物は取込済みですしw
さて、……
この週末に車検を通した。愛車も8年目への突入である。
車検制度については私もいろいろと言いたいことがある。でも、それを言ってもしょうがないと考えるのでやめておく。
もっとも、車検という制度を完全にやめてしまうのにもリスクがあるとは思っている。
車検制度に対して文句を言う人は、車についてある程度考えている人であることは確か。そういう人は車のメンテにも高い意識があって、だからこそもの申したくなるのだと思っている。
しかしながら、世の中には車のメンテに全く意識が向かない人というのがいる。彼らは車のメンテは単に面倒くさいだけ、と考えてしまう。そういう人は、車検制度がなくなれば恐らく全く何もしなくなることが予想される。それはリスクである。
私の自動車運転経験で、一番ひどいと思った経験を書いてみる。
それは5~6年前のこと。高速を走っていたらでいきなり渋滞が発生して、ノロノロになった。何が起こったのかと思いつつ進んで行ったら、改造したハイエースが追越車線で立ち往生していた。
見れば左後輪のタイヤが無くなってホイールが剥き出しになっていた。他のタイヤも扁平度合いもかなりひどかった。どう見ても空気圧が足りなそうに見えた。
これは、自動車学校で習ったタイヤの空気圧不足による「スタンディングウェーブ現象」によりタイヤがバーストしたと思われた。空気圧が低い状態で走行すると、タイヤのパーツ毎に摩擦が発生して過熱、破壊が始まるのである。
車検制度は、このような事態の発生を一定程度抑えているのは確か。ゆえに、完全にやめるのは率直に怖いと思った次第。
私は半年ごとにカーディーラーで車の点検を受けている。それらをパスしている人であっても、車検は避けられない。個人の感想ではあるが、少なくとも2年に一度は車の状態のチェックを受けて対応することは必要だと思う。
確かに車検費用は安くない。でも費用の半分程度は税金等でどうしようもないもの。整備工場の取り分は皆が思うほど多くない。それを前提にしつつもいろいろお勧めされる作業の取捨選択は必要で、これが面倒となる。
取捨選択を言い換えれば「リスクを取る」ということ。私は、エアコンのフィルター等については後年度に飛ばすけれど、運転の安全に関わる部分は放置しないようにしている。
何と言っても車に命を預けていることを基準に考えることが必要。そのためのコスト負担はやむなしだと考えている。
お読み頂き、ありがとうございました。