迷惑メールの処理
私は週に1回、迷惑メールを処理している。
昨今では、メールアドレスを持たない若者も増えているようだ。仲間内の連絡はLINEやInstagramで足りると言われればそうだろうけど、e-Taxでの確定申告等公的手続を行う上では、やはり一つは持っていないと支障が出る。
このNoteのアカウント登録でも、メルアドは必要であるし。
迷惑メールを一つ一つチェックしていると、某南米系巨大ショッピングサイトのアカウント停止を告げるメールが結構来ている。不審な行動を検知してくれたらしいが、そのメールの日本語の方が不審である。
今時はAI翻訳を駆使し、かなり「上手」な日本語のメールを送ってはくるのだが、AIにとっても「ニホンゴ難しい」ようで、これなら引っ掛からない。
クレジットカード系も、似たようなカード使用制限メールを送ってくる。ただ、そもそも自分が持っていないカード会社を装ったメールの場合もあり、正直脱力する。今時ではクレジットカードも数枚持つのが普通で、1枚が使えないと言われても、インパクトに欠ける。
更に、やたらとバイアグラの宣伝メールが送られてくる。50を軽く越えたオジさんにこんなものを勧めてどうしようというのか、或いは私が知らないところでそういうニーズを持つ同年配が多くいるのかは不明である。
この他、ビットコインでお金を払えという英文メールも来ている。私がいかがわしいサイトを見ていて、その見ている画面とハッキングしたカメラで撮影した私の映像を組み合わせた動画を、これまたハッキングしたメルアドに無差別に送付するぞ、と脅してくる。
バイアグラでもそう思うのだけど、既にその方面では現役を退いているため身に覚えがない。全く心配なく削除ができる。
そんなこんなの作業であるが、たまに必要なメールまで迷惑メールフォルダに分類されていることがある。それらを救済するためにもこの手の作業は今でも必須である。