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55歳を超えながらも、フリック入力を地道に習得中

今日は夕方以降雨が降る予報が出ていました。実は帰宅前に一度降ったと妻から聞きましたが、私は帰路で少しでも早く帰れるよう努力して帰宅。結局雨に降られることはなく帰り着くことができました。

さて、……。

3日前に書いたフリック入力、今も取り組み中です。かなり苦戦していますが😅

なぜうまくできないのだろう。苦戦の原因って何なのかを考えると、キーボード入力では既に小脳レベルにまで操作が自動化しているからだと気付いた。

小脳は運動に関わる調整をまるっと引き受けている。歩きながら考えごとをできるのは、歩く部分を小脳が担当し、考えることについて大脳に専念させているから。

右足を出して次に左足を……等と考えながら歩いている人は、多分いない。もちろん歩いている途中で、例えば電車に間に合わせるため速く走ろうと意思決定するのは大脳だけど、その後の足運びは小脳が担う。

キーボード操作も同様。「わ」と打つ時に左手の薬指でWを、すかさず左手の小指でAを打とうなどと改めて頭の中で考えたりしない。頭の中で「わ」を思い浮かべた瞬間、指がほぼ自動的に動く。

これに対して今私が行なっているフリック入力では、まだその域に遠く及ばない。逆に言うと、大脳を駆使してフリック入力していると言ってよい。

考えながら打っているので遅いし、考えるが故に疲労感も大きい。恐らくいずれは文字を思い浮かべた瞬間に指がスルスルと画面の上を滑るようになると期待しているのだけど、そうなるまでにはまだまだだと自覚している。

ただ、iPhoneの予測変換候補提示は結構優秀。そのために、最後の一文字まで打たなくてもその途中で打ちたい単語が表示される。これはとても助かる。この分文字打ちのスピードは速くなっているはずだが、キーボード入力とは比ぶべくもない。

フリック入力は指を滑らせるので、その滑らせ加減を体得することまでしないと入力速度が遅くなる。滑らす先が画面に表示されてから指を滑らせるのでは入力速度が遅くなるのは当然のこと。

あと、ヤ行でカッコを選択できる、ワ行の「を」だけは他の「い」と同方向に滑らせる等の特殊ルールがあり、これも習得に時間が掛かる要因となっている。いずれにしても、耐え忍び慣れるしかなさそう。

キーボード入力においては、精神的な動揺を受けてパニックに陥った打鍵を「フジコ」と表現することがある。これはローマ字入力でキーボードの文字列二行目と一行目を交互に打つと「アwセdrftgyフジコ」となるのを揶揄したもの。

このような表現がフリック入力についてもあるのかは不明である。ご存知の方がいたらご教示願いたい。

お読み頂き、ありがとうございました。

読んで頂いただけでも十分嬉しいです。サポートまで頂けたなら、それを資料入手等に充て、更に精進致します。今後ともよろしくお願い申し上げます。