こんなん書いてましてん『優しい気配』(薄桜鬼 原田)
俺の傍には必ず優しい気配がある。
その気配の正体はお前だ。
お前と出逢って、俺の心にあった細やかな願いを叶えたくなった。
お前は自分が鬼であることを未だに気にしてるみてぇだけどよ、あの日あの時、お前と出逢った瞬間から俺にはお前は唯の女でしかねぇんだよ。
どんなにお前が違うと言っても俺は、俺にはお前は唯の女でたった一人守り抜きてぇって思う愛しい女でしかねぇんだよ。
お前がどう思おうとも今もあの時も変わらず俺はお前を愛してる。
心底惚れてんだ。
だから、俺の傍でその優しき気配で俺の心を温かい優しい思いで満たしてくれ。
俺もお前の心を温かい優しい思いで満たしてみせるから。