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枕を高くして眠りたいですよね?~不動産投資に至った動機~【失敗談】

将来的な不安感を取り除く為に始めた投資行動で、逆に、今日・明日の不安感を高めていたりしませんか?

お奨めの対処法は、毎日、目に入る市況情報(株式、FX(外国為替証拠金取引))への投資とは距離を置きましょう。
ここで誤解をして欲しくない事は、『完全に辞めましょう』ではなく、『距離を置く』という事です。
即ち、朝起きて、心拍数が上がる様な、又は、週末の金曜の仕事上がりに飲みに行く事を躊躇う気持ちになるような規模感の金額を投資しない、即ち、リスク許容度を超えたポジションを保有しない事です(市況情報やその影響を知識として承知しておく事は教養として大事です)。

失敗からの学びは、心理的余裕が持てる事が大事というものです。

その点、不動産投資では、一旦、投資して、賃貸契約を締結(これが利益・キャッシュフローの源泉)すると毎月安定した収益が確保され、少なくとも契約期間(2年間)は安定した収益を得る事が出来ます。
日本は失われた30年と言われながらDGP成長をしていませんが、物価も安定しており、不動産賃料も同様に安定しています。

第二回目の投稿から、失敗談をnoteに公開する事の是非は、少し悩ましいですが、ノウハウの共有と整理(自省)の趣旨も兼ねているので、実態を共有します。何より、私が、不動産投資を選択するに至った背景の核心部分に触れる事になり、非常に参考になる(場合によっては共感頂ける)内容かと思っていたりします。

【大学時代の株式投資編】
4年になるタイミングで新しい事を始めたいと思いアルバイトで貯めた20-30万円程度を
・ 資格試験(英語、簿記、電気主任等の検定もの)の勉強、塾通い
・ 留学、株式投資等の体験
等の2つの方向性で検討していたと記憶しています。
結果、株式投資を選択し、書籍の購入(会社四季報等)と株式取得に充当し、自学自習と投資実行を兼ねた良い経験にはなりました。
しかしながら、時は2000年前後のITバブル後、バランスシート不況時で、上場企業の破綻も相次ぐ中、ほぼ貯金全額を投下したのは問題でした。程度問題と言えば、それまでですが・・・
また、どうしても半期の学費の支払のタイミング等、一時的に現金化しなければならないタイミングで利益が出せているとは限らず、已む無く損切、時には破綻企業の株式を保有していて紙クズになった経験もありました・・・(涙)

【社会人初期のFX(外国為替証拠金取引)投資編】
若月りくのFX投資時期は、未だ金商法の改正に至っておらず、「くりっく365(※1)」が設立(2005年)される前の時期でした。
(※1)東京金融取引所が上場した取引所為替証拠金取引の愛称

当時は、安定的な円安ドル高傾向と十分な金利差が存在し、比較的容易に利益を出しやすい環境であった事、又、新入社員に毛が生えたぐらいの時期で、給与水準が低かった事もあり、本業の収入を超える様な事態も頻繁に発生していました。
今となっては、客観視できますが、当時の自分の様な若者に『これを本業にした方が稼げる上に、適正もあるのでは!?』という誤解を与えるには十分な環境が整ってしまっていた様にも思えます。
そして来ましたリーマンショック。2007年の米国住宅バブルの崩壊と、そのサブプライム住宅ローン債権の損失の顕在化、2008年9月のリーマン・ブラザーズのチャプター11申請に至る迄の相場の乱高下を受け、ミセスワタナベ(※2)と共に、相場のあだ花として投下資金は消えてしまいました。
(※2)日本人個人FX投資家の総体を指す愛称

他山の石、若かりし日の私の失敗をご笑覧頂けました事、御礼申し上げます。
また、同じ轍を踏まない事を切に願っております。


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