今の"しんどい”=未来の"エモい” (後半)
やばい。
前回の記事で2022年のしんどかったエピソードをつらつらと書きながら、
1年の振り返りみたいなことをしていたのに。
後半を書かずに気がついたらがっつり年を越していました。
あけましておめでとうございます。
2023年も良い年になりますように!
年を跨いでしまったし、別の話を書いてもいいな〜と思いつつも、
前回のタイトルを前半にしてしまったので、後半を書きます。
年始早々気持ち悪い始まり方、、、というのは気にせず!
それでは、後半スタート!
5月〜6月 退職
正式に新しい会社への入社が決まったのは5月、ゴールデンウィーク前あたりでした。
仕事の状況は、新しい案件を受け持つことになったり、継続案件のチーム編成が変わってがっつり入り込むようになったりと、色々なことが新体制で動き出すタイミング。
一刻も早く言わなきゃいけないけど、胃が痛くて辛い・・・。
とはいえ言わなくては、と休み明け早々、入社してから一番お世話になっていた直属の上司に報告。
自分を一から育ててくれて、これから期待していることを常日頃から伝えてくださっていた恩師に、辞める旨を伝えるのはとてもとても辛かった。
予想外だとか、期待してたのに、とかそういう風に言われるだろうなと思っていたのに(思ってても言わないかもだけど)、上司から一言目にいただいた言葉は、意外にも
「そろそろだと思ってたよ。」だった。
私の将来を考えるなら別の環境に行った方がよいというのは、上司も同じ考えで、本当は止めたいけど、仕方ないねとすぐに自分の選択を受け入れてくれた。
だんだんとやれることが増えてきた私に、少しずつ仕事を引き継がせようとしていた矢先の出来事。
すごくがっかりしたに違いないのに、自分の将来を一番に考えてくださったことがありがたくて、本当に私は恵まれていたなと思った。
いや、新しい環境に来て6ヶ月経ってなおさら思う。あんなに自分を見てくれて、愛を持って接してくれる方なんていない。この先きっとずっと。
厳しくて心が折れそうになることが数えきれないくらいあったけど、いつも自分の状況を裏で把握してくださり、本当にまずくなった時は絶対にフォローしてくれる。そして、いつも営業やその上の上司から私を守ってくれた。同じ女性の社員として、職場で私が不快に思うことがないように配慮もしてくれていた。
何より、わたしのコピーの素質を信じてくれていた。
最後まで諦めなければ、いいコピーが書けるから、諦めるな。と叱ってくれた。
いつか自分が立派なコピーライターになって、将来恩を返せたらいいなと思うけど。どうだろうか。
と、振り返ってたら勝手に涙が出てきたので、これ以上の振り返りは自粛します笑
まぁそんなことがあって、そこから1ヶ月半ほど働き、2週間くらい有給を消化して、6月末をもって退職しました。
7月 入社
新しい会社に入社。
テレワーク・出社どちらでもOK、ノートパソコン基本持ち歩き、フレックス制、フリーアドレス、会議はオンラインが基本、チャットでの連絡などなど。
平成から抜け出せてない会社にいた身からすると、職場の文化の違いにショックが沢山あった。
新入社員に戻ったような感覚で、初めはチーム全員に向けてメールを打つのにも、緊張した。
そこから1ヶ月は、仕事はあまり忙しくないものの、毎日定時が過ぎる頃には、どっと疲れが押し寄せて、帰ってきてすぐに倒れ込むように寝てしまう日々が続いた。
環境の変化はこんなにも体に堪えるのか〜〜と身をもって実感しました。
主なストレスの原因となったのは、会社全体として、労働時間が前の会社より圧倒的に長いこと笑
定時を超えて1.2時間すると、数人しか残っていなかった前の会社に比べて、今の会社は、定時を超えてもあまり帰る人がいない。
テレワーク併用なのにオフィスの席が7割くらい埋まっているのを見て、想像はしていたがこの光景だけでしんどいものがあるな・・・と思った。
私自体に関しては前の会社でも残業魔だったので、そこまで残業時間に変わりはなかった。ただし、定時後は落ち着いた静かな環境で作業に集中できる前職と比べて、20時くらいまで打ち合わせなどがスケジュールされたり、人が多い環境で作業しなければいけない環境は、かなり堪えるものがあった。
また、新しく覚えた社内のチャットツールでは、グループ内のやり取りが夜中でも普通に発生した。自分が直接関わる内容でなくても、時々確認しなくてはという感覚に襲われて、なかなか終業後も心が休まらない感覚があった。
今ではその環境にも慣れたし、なんなら自分がその当事者だったりするのでいいんだけど笑 初めは本当に夜のメール・チャットが鬱で仕方なかった。。
あと支給されたPCがマックで、操作に慣れず、簡単な事務作業も時間がかかってしまうのもストレスだった。
これは今もそうです。まぁ、Windowsでも時間かかるんだけど。
また、前の会社より、仕事の規模も求められるクオリティも上がって、関わる人も増えて、自分の裁量でなかなか仕事が進められないこと。そして恩師の存在がなくなって、自分で自分のコピーを磨き上げなければいけなくなったことも、戸惑いを感じる要因だった。
コピーに関しては、退職する前からすごく不安に感じていたことだったけどね。
いつまで経っても添削してもらうわけにはいかないし、自分で頑張らないとな〜と思いつつ、時々、あの頃の厳しかった指導が、恋しく感じます。
それでも、配属先の方や職場の方々や優しい方が多く、人に関して悩むことがなかったのはとってもありがたかったです。
だんだんと環境に慣れて、気がついたら定時を過ぎて仕事をしても、疲労を感じなくなってきてました。ただ今は普通に忙しくてしんどいです笑
以上が、入社後のバタバタ期にあった出来事です。
10月 失恋
はい。
ここまで仕事の話を永遠としてきて、最後に私ごとです。
約2年間付き合っていて、ずっと一緒にいたいかもと思っていた人と10月にお別れをしました。
いや、私が前回からエモいの記事を書こうと思ったときは、仕事の話はサクサクサクッと触れて、この話をしようと思って書き始めたのよ。
それが、仕事の話だけでダラダラダラダラ、何の話を書きたかったか忘れました!
とにかく、とっっっっっっっっても辛かったーーーーーーーー。
生涯を共にする相手として見たときに、どうしても見過ごせない価値観の違いがあって、私から切り出したのだけど、しんどくてしんどくて、別れてから1ヶ月くらいは落ち込んでました。
今までの別れは、基本相手からで、しかも、毎度何かしらの傷つくことをされて別れているから、別れた後はそこまで辛くなかったけど、
今回は、初めて自分で決断して別れをきりだしたから、彼をすごく傷つけてしまった罪悪感もあったし、自分で選択した分、間違っていたかもと思って後悔したりで辛い失恋でした。
振られる方が辛いのに何を言ってるという話だけどね。
だけど、このまま一緒にいて、もっと取り返しがつかないタイミングで良くないことが起きるより、この選択が正解だったんだろうなぁ。
このまま付き合い続けることはできたし、できることならそうしたかったけど、
それじゃダメだと決断した、傷つく方を選んだことを良かったなと思える人生にしたいです。
そんなこんなで、転職して3ヶ月で失恋を経験して、またメンタルが抉られ、
人生絶望期を11月に味わい、
やっと12月に入った頃あたりに元気が回復して来たのですが、
そこから1ヶ月は、入社して一番の、超多忙スケジュールでまた病みまくって、
何とか駆け抜けて仕事を納めて、年が明けて今に至るといった感じです。
まぁ何が言いたかったかというと、話は初めに戻るけど、
2022年は、人生の選択肢で、辛い方を選んだことで成長を実感することができたなぁというのと、自分の意志で選んだことは、辛くても受け入れられるというのを学んだ一年でした。
末っ子で他力本願、AB型で優柔不断な私は、これまで自分で選択することから逃げて、己の人生すら誰かのせいにしてばっか。だから、このことを経験したことは、大人への大きな一歩だったなと思います。
2023年は卯年で飛躍の年というけれど、私には要領よく俊足でこなすというのは性に合ってはいないので、一歩一歩進んでいった先に月に到着していた、みたいな年にできたらな〜〜と考えています。
なんか上手いこと言おうとしたらよく分かんなくなりました。
以上、今のしんどい=未来のエモい話でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。