港|神津島の信号機|#青ブラ文学部
これまでに三度訪れたことのある神津島は思い入れある島です。
東京都の島であり、伊豆七島と呼ばれる島のひとつです。
伊豆の島々を造った神様たちが集まる島といわれ、その名がついた神津島です。
車は品川ナンバー
高校生の時、友人たちとの旅行で初めて訪れました。修学旅行ではない、友人との初めての旅行は大人になった気分と夏の解放感で最高に楽しいものでした。行きの船酔いを除いては…
往復、大型客船の二等席で、行きはぎゅーぎゅー詰めで参りました。
二度目は会社の先輩の結婚式にご招待いただき。島の焼酎をたくさん飲ませていただきました!注がれる注がれる!
行きは大型客船の一等席でお布団ありました。帰りは神津島空港からセスナ機で調布飛行場までひとっ飛び。機長入れて10人乗りのセスナ機にはビビりました!体重自己申告でバランス取るために座席は指定されました。
この10年前にはなかった神津島空港です。
三度目は、初めて行ったときから35年後です。
この時は会社の先輩へ宿から連絡を入れて驚かせてしまいました。夜二人で飲みに行き昔話に花が咲きました。
この時は往復、高速ジェット船で。
高校生の頃にはなかった乗り物です。乗り心地抜群で速い!!
神津島のメインの港は神津島港(東海汽船では前浜港の名称を使用)、この島の正面玄関です。
神津島港のすぐ近くに信号機があるのですが、この信号機は交通量の少ないこの島では本来不要な信号機。島ではここに一箇所のみ。
ではなぜ設置されているのかというと、子どもたちに信号機を、交通ルールを教えるためなのだそうです。
この信号機の丁字路がなんだか好きで、初めて通ったときも、二回目も、数年前の三度目の時も、見守られてる感じがして、
「ありがとう」
って声をかけたくなる信号機なのです。
神津島また行きたいです。
二度目に一緒に行った元同僚たちに
「先輩に会ってきたよ!」
と報告し、また皆で行こうよ!遊びにおいでよ!と盛り上がったと思ったらコロナ禍となり、四度目の神津島行きの話は断ち切れました。
そろそろ行きたいな…
そろそろあの信号機に会いたい私です。
※お詫びと訂正(2024.2.1):
記事公開時、神津島のメインの港名を「前浜港」と書きましたが、正しくは「神津島港」でした。前浜港は東海汽船が使用している名称です。お詫びして訂正いたします。