ググれる能力
こんにちは。リクです。
わりと前から僕が肌で感じられる、調べ能力について、特にインターネットでの検索能力について書きたいと思います。
ここではググれる能力と呼ぶ事にします。
結論から言うと。
ググれる能力があるとないとでは、長いスパンでみると知識やスキルの差に雲泥の差が出てくる。
と言うことです。
あくまで個人の意見です。(笑)
僕は動画編集をする機会がたまにあります。
学生の時からよくある友達の誕生日だったり、サークルの紹介映像であったりを作ってきました。
そのころからなのですが、説明書をろくに読まずやりながらわからないことを見つけて、覚えていくというスタイルで操作方法を覚えてきました。
説明書を読むのが嫌いなタイプです。笑
そしてわからないことのほとんどをGoogleで調べていました。
"テロップ 入れ方 i Movie"
みたいな感じです。
今の時代はすごくて、たいていの事は答えがネットに転がっています。
過去に自分と同じ疑問を感じた先人達がブログやnoteにまとめてくれているのです。
企業が公式で出しているものももちろんありますが、僕としては先人達のブログの方が、
”問題発生→解決策の模索”
の流れが自分の困ったときの状況と似ているので、好きです。
さて、話は変わります。
前述のように動画編集をしていることが周りに徐々に知られると
周りの人に動画編集について質問されることが出てきました。
「テロップの入れ方わからなくて・・・」
みたいな感じで。
質問された時に、目の前にパソコンがある状況ではないところで聞かれたこともあって、僕は
「”テロップ 入れ方 iMovie”で検索するといいよ!」
と答えました。
すると相手の反応は「え、冷たいね」とか「いや、そういうことじゃなくて」
みたいなリアクションが返ってきて、僕としては意外な答えでした。
きっとその人の中では、わからない事はググって解決するものではなく、
人から教わるものだという認識が強いんだと思います。
もちろん、その認識はわからないことないです。
ただ、質問されたタイミングは動画編集の真っ最中ではないから、教えるにしてもまたどこかで時間を作らないといけないし、
解決にむけて具体的にどんなテロップを入れたいのかを僕に的確に説明しないといけない。
しかし、わからないことを一度、ググってしまえばスクロールして、いくつかのサイトをクリックしながら探すだけで自分が欲しかったHow toの情報にたどり着ける。(もちろん100%ではないですが)
僕としては質問された状況ではHow toを直接教えるより、
そのHow toの情報までの辿り着き方を教えることの方がいいと感じました。
このわからないことに対して、ググることで解決すろことができない人は、人にきくことが主な解決策となってくるので、独学で何かを学ぶ時にすごくハンデを追うことになると思います。
一人の状況でなにか問題にぶつかったときに、周りに誰かがいないとそこから全く動けなくなる。
一方でわからないことをググれる人はその問題を一人で解決し次のステップを踏み、また次の問題点を見つけて、またググって解決していくというプロセスをどんどん繰り返すことができます。
もちろん書籍に頼ることや、自分の頭で考えて答えを導き出す方法もあると思いますが、答えができるまでの時間はきっとググることと比べると時間がかかるケースが多いと思います。
似たようなケースは年上の方に質問される場合によくあります。
僕は小学校、中学校の在学中に、自分のわからないことをインターネットで調べる授業や機会が多々ありました。
いわゆる”調べ学習”の能力を培う授業です。
その教育カリキュラムの違いだったり、育ってきた環境の中でインターネットとの距離の違いがググれる人とそうでない人の差を生んでいるのかなと個人的には予想しています。
ググれる能力は多くの場合一人で問題を解決できる可能性を大きくする能力であり、
そのググれる能力がないと言う事は問題の解決を他人の存在や他人の知識に依存してしまうということになるのです。
その違いによって生まれる知識の蓄積の量の差は、長いスパンで見るととてつもなく大きな差になると僕は思うのです。
わからない事はすぐにググる。
一見、そんな重要ではなさそうな習慣が、知識量の大きな差を生み、
問題解決能力を培うものになるのかもしれません。
ではまた!!!
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