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空き家Renovatyとは?|学生向けに紹介

今自分がプロジェクトリーダーとして推進している空き家運用事業「空き家Renovaty」は何なのか?今回はこの事業が単なる空き家を再生して民泊として運用するという事業ではないことと、メンバー(特に学生)にとってこの事業の面白さを伝えていければと思います。

空き家Renovatyとは?

概要から説明すると、空き家Renovatyは、空き家を投資商品として、企画・開発・運営・売却サポートまで一貫して行う、いわゆる不動産投資家向けの企画開発代行サービスです。一般的に不動産投資、主に都内のワンルームや一棟アパート・マンション投資は、金銭的なハードルが高く、近年では安く購入できる、空き家を含む地方の戸建てに対する注目が高まっています。ただ、空き家投資は簡単なように見えて手間とリスクは大きく、収益化するのは非常に難しいのが実態です。

〈空き家投資が困難な要因〉
〇どの物件を買えば良いのかわからない(物件情報の不透明性)
〇コストと収支がわからない(修繕費用や売上の算出が困難)
〇時間がない(開発や行政への申請が面倒)
〇戦略・マーケティング(コンセプト設計・ブランディングが難しい)

こうした課題に着目し、空き家投資のトータルサポート&代行を行うのが空き家Renovatyです。

なぜ空き家 × 民泊なのか?
現在空き家問題は深刻化しており、特に地方では売れずに放置されている物件が急速に増えています。売れずに放置されている物件のほどんどは利用価値もありません。※ 一般的に言う利用価値は賃貸需要のこと。
そのため、本事業は賃貸需要は無いがある程度観光資源のある地方の空き家に着目し民泊として収益化するモデルを構築しています。また、近年はインバウンド需要の増加による、国内観光客の民泊利用に対する需要が高まっています。ホテル代が高騰し、国内観光客は安くて大人数で泊まれる、民泊や貸別荘の利用にシフトしています。空き家 × 民泊だからこそ、初期投資が抑えられるかつ、高いリターンが期待できる投資商品として提供できるのです。

、、と表向きはまともなサービスという感じですが、この事業にはもう1つの側面があります。
それは、学生に対する事業創り・投資の実践の場という側面です。
空き家Renovatyではプロジェクトメンバーとして学生が多く在籍しています。リーダー層から実務を学びながら、物件の仕入れから民泊の企画設計や開発を一貫して投資家から請け負いプロジェクトを推進していきます。
良い物件が見つかれば、プランニング・収支シュミレーションをまず行い、投資家(クライアント)に提案します。納得いただければ実際に購入いただいてプロジェクト化していきます。プロジェクトが始まってからは、企画・戦略設計から予算・スケジュール管理といったプロジェクトマネジメントを実践します。もちろん、リーダー層がプロジェクトの責任を持ち、品質管理を行いますが、裁量権が大きく、メンバー層でも自分でチームを作り推進していくため事業づくりのベースを学べます。

空き家プロジェクトの始まり

今やZeronity株式会社の一事業として拡大していますが、元々は学生達で空き家をリフォームするというプロジェクトに過ぎませんでした。
およそ1年半前、2023年1月、Zeronityの起業家コミュニティで一緒だった、松野友春が既にこのプロジェクトの構想を描いていました。空き家のリノベを単に受託する訳ではなく、空き家を収益化するための企画及び開発を請け負うというものでした。Zeronity株式会社代表 小川さんに協力を得て、空き家を一件購入しプロジェクトを始める準備を行なっており、民泊を作るという計画が固まってきていました。ちょうどその頃、不動産事業の立ち上げを志していた僕は、松野に誘われ立ち上げ期にジョインすることになりました。
約1ヶ月の民泊のコンセプトのプランニング及びリフォーム設計の期間を経て、2023年4月、奥軽井沢にある築50年の戸建ての購入が決まり、プロジェクトがスタート!!

2023年3月 物件視察

物件購入してから間も無く、リフォーム業者との打ち合わせやDIYの施工管理が始まりました。そう、このプロジェクト、一部業者に工事を依頼しますが、ほとんどDIYで行い、開発費用を抑えます。
DIYとか言ってますが、施工内容は業者レベルです。
まじで大変でした。

DIYの様子
DIYの様子
旧名:空き家プロパティーズのメンバー

そこから約半年の開発期間(DIY及び外部発注)を経て、ボロ戸建てが綺麗な民泊へと生まれ変わりました。完成写真は次の「各プロジェクト紹介」でお見せします。同時に住宅宿泊事業許可の取得やOTAサイト上のリスティング作成も行い、2023年9月ごろ、民泊がオープンしました。
民泊を作り上げるところまでが仕事だったので、無事オーナーである小川さんに物件を納品、、、と言いたいところですが、実際は開発が2ヶ月以上遅れ、バチ詰めされてました。
その3ヶ月後、小川さんは運用中の物件を投資用物件として売りに出したところ、初期費用(物件購入費+開発費用)の2倍以上の金額での売却(民泊事業ごとバイアウト)に成功
この成功事例をもとに再現性高く、何件も同じように開発・推進していけば事業化できるのではないか?空き家を投資商品として企画開発し運営・売却まで一貫サポートするモデルを作り上げられるのではないか?と考え、小川さんと共に事業化していくことが決まりました。
そして、徐々に物件数の拡大とサービス化を進め、今では合計8件、軽井沢、渋川伊香保、那須塩原、熱海、伊豆など伸びしろがある地方観光都市にて、民泊および貸別荘の企画開発及び運用を行なっています。

各プロジェクト紹介

奥軽井沢1号棟
那須1号棟
奥軽井沢2号棟
奥軽井沢3号棟
伊豆1号棟
熱海1号棟

そのほか、熱海2号棟、伊香保1号棟、奥軽井沢4号棟と、取り扱い物件数は着々と増えていってます。

プロジェクトメンバー大募集中!


現在、投資家様からの反響は多くいただいており、新規の依頼は多くあるものの、運営側のリソースが足りず順番待ちのような状況になってます笑。
そのため、現在プロジェクトメンバーを絶賛募集しています!!
不動産事業に興味ある方には限定しておらず、幅広い文脈で関わることができます。実際に各メンバーの興味分野はさまざまです。

〈学生側が経験できる3つの異なるテーマ〉
〇不動産関連事業で独立→不動産投資家
- 仕入れから運用・売却までを経験し、将来投資家として自分でリスクを取り実践
〇空き家開発から地域のエリア開発・マネジメントへ→まちづくり・都市計画
- 空き家再生を通じて不動産開発の実績を積み、より大きなスケールの開発ができる基盤を創る
〇空き家活用を軸に地方自治体とともに地域活性化に貢献→地方創生
- 特定の地域で空き家再生件数を増やし、地方自治体とともに税収や移住問題の解決に貢献(Ex. 群馬県嬬恋村で実践予定)

ちなみに僕はこの経験と実績を活かし、今年、地方の戸建て投資を始め、不動産投資家を目指します。興味ある方、連絡お待ちしております。

リーダー層(3人揃ってる写真これしかない笑)
小倉チーム(@熱海2号棟)

空き家Renovaty学生向けホームページ:https://akiya.0-i.co.jp/

小倉凜勺 Xアカウント:https://x.com/rikuogura0910


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