I haveとYou have 〜責任の所在を明確にする為にパイロットから学べること〜
英語の難しさからの現実逃避の為にネトフリでドラマ「GOOD LUCK!!」を見ていた。
キムタク主演の、パイロットが活躍するドラマだ。
きっとこのドラマを見てパイロットを目指した子供達は数知れないのだろう。
全盛期(キムタクはいつでも全盛期かもしれないが)のキムタクはやっぱりかっこいい。
このドラマを見ていて、印象的なシーンがあった。機長が体調を崩し、Co-Pilot(副操縦士)であるキムタクが着陸の操縦を任されるシーンだ。
機長がYou haveと伝え、キムタクが戸惑いながらI haveと応答する。
なんの合図なのだろうと調べてみたら、操縦を担当しているのがどちらなのかを明確にする為の声掛けらしい。
つまり、I have Control, You have Controlが省略されたものだ。
野球で言ったら、右中間に来たフライを取る時にセンターが「オーライ」と声を掛けて、ライト「任せた」と返すみたいな話だ。
それで見てて、これめっちゃ大事な掛け声だ。
普通の仕事にも活用できるじゃんと思った。
特にうちの会社は全員が役員で立場が一緒なので、誰が責任者なのかが曖昧になりやすい。
だから、プロジェクトを行うにあたって最終的な責任者の確認は最重要タスクだ。
しかし、責任者は君ねと一方的に伝えてもあまりうまくいかないのが実情だ。
そこで、I have You haveだ。
チャットでもMTGでもI have You haveとお互いに確認することで、双方向での宣言になるから、責任の所在を常に明確にできる。
そんなことで変わるのかと言われると正直効果はわからないが、言霊の力は侮れないということだけは言える。
役職が人を育てるなんて言葉もあるが、大切なのは常に当事者性である。この確認ひとつで当事者性があがり、責任の所在も明確になるのなら儲け物なのだからためしてみてはいいんじゃないだろうか。知らんけど。
ちなみに、Konifarさんも似たようなことを言っていたので最後に紹介する
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?