夕凪
風が吹いて「夏が来るよ」って君が笑って髪をなびかせた
あの日から僕はこの季節が好きになった
少し薄着なのは気になるんだけど
僕だけしか知らない君の事たくさんあるんだなんて
優越感に浸れるのも悪くはないかな
時々目が合って 恥ずかしそうに笑った
三年前の僕らには想像も出来ないけど
手と手を繋いで海辺を歩いた
君と過ごす夏の日を
もっともっと好きになりたくて もっともっと君を知りたくて
これからの未来に僕達が 今より笑っていますように
そばに居れば居るほど好きになる もっとこの季節も好きになる
来年の夏も君と一緒に歩きたいな
「次はどこに連れってってくれるの?」君は無邪気に僕の手を引いた
なんでもない日々が幸せだと気付いたんだ
取り留めもない会話で君が楽しそうに笑うだけで僕は
少し降る雨で憂鬱な気分だったのも忘れてしまった
時々喧嘩をして 仲直りも出来なくて
もう二度と口も聞きたくないと意地張って
「ごめんね」いつも君が先に謝るから
君と過ごすこの日々を
もっともっと大切にしたいから もっとずっと君と居たいから
僕が見据える先には君が いつでも笑っていれるように
今度は僕から謝れるかな きっとおちゃらけて怒られるかな
うまく言えないけど来年の夏も 君と過ごしたいな
次はあの電車に乗って 君の好きな場所へ行こうよ
嬉しい事 悲しい事 この先僕ら 何十回、何百回だって来るだろう
その時目の前に見えるもの 笑って乗り越えられるように
嫌いなところもいっぱいあるけれど それでももっと君を好きになる
何度も来る季節 全てを君と ずっと過ごしたいな
サポートをしていただいたものは、すべて音楽活動のに使わさせていただきます。よろしくお願いします!