見出し画像

夏端月

あの日の事覚えている? アザミ揺れる、あの小道
夏の足音がすぐそこまで来てた
二人並んで色んな話をして過ごしてた
レンゲを編む器用な指先

風が背中押すと、あの風景は蘇る

揺られて、揺られて
少しづつ、あなたへとこの心近づいていく
大人になった私を笑うかな
ゆっくりと、バスは坂道をのぼる

あの日の事覚えている?
無力で小さな体、別れの気配を感じ取っていた
二人手をとって何も話すことが出来ないまま
つま先と落ちてく影を見つめてた

秋の空は悲しい青 今、新しく塗り替えて

揺られて、揺られて
この場所から何度だって思い出を作っていこう
大人になった二人を笑うように
ゆっくりとバスは坂道をのぼる

いま、会いに行くよ(今会いに行くよ)
月の泣いた夜を越えて
いま、会いに行くよ(今会いに行くよ)
その手を伸ばして

揺られて 揺られて
少しづつ遠回りしながら近づいて行く
大人になった二人を笑わないで
ゆっくりとバスは坂道をのぼる
ゆっくりとバスは坂道をのぼる

サポートをしていただいたものは、すべて音楽活動のに使わさせていただきます。よろしくお願いします!