見出し画像

森の暮らしの理想と現実(防寒対策)

寒くなってきた。まだ東京では半袖でも歩けるというのに、すでに周りの家の煙突からは煙がでている。急いで灯油を買い、ヒーターをつけた。石油ヒーターの音がしんしんと冬を感じさせる。…と楽しんでもいられない。我が家は築50数年が過ぎる古屋。当然断熱材など使用されておらず、これから迎える氷点下の毎日に向けて、可能な限りの防寒対策を大至急、進めなくてはならない。

家の中の暖房は、ペレットストーブをフル活用しようと考えている。薪ストーブと同様、家全体を暖めることができる。一日中燃やして、おそらく一日1000円弱(値上がりが怖いが…)。ちょっと高い暖房費だけど、夏の冷房費はかからないし、他を節約してもこれは削れない。

家から逃げる熱も少なくする必要がある。最初に頭に浮かぶのは窓の断熱。いろいろな断熱グッズが売られている。さっそく買ってみた。サッシからの放熱を防ぐサッシに貼るテープ、窓ガラスに貼るシート、断熱とは関係ないが、結露を吸収するセルロースのスポンジ。

窓ガラスの断熱シートはきれいに貼るのが難しい。マジックミラーになっているタイプのものは、水で濡らして貼るタイプ。貼り直しもきくことから、うまく貼れた。リビングには、貼っていることが気にならないクリアなタイプを貼りたかったので別のシートを試してみた。しかし、両面テープで周りを貼ってドライヤーで温めるタイプは全くうまくいかなかった。ドライヤーの熱が弱いのかくっつかないし、ちょっと引っ張るだけでピリピリ破れてしまっう。おまけに両面テープが見えるのが気になるのであきらめた。断熱効果が一番高そうなシートは、梱包材のようなプチプチタイプ。でもせっかくの雪景色がプチプチで見えなくなるのはさすがに興ざめなので、トイレやおふろの曇りガラスに貼ることにした。シートがうまく貼れなかった窓には、カーテンタイプのビニールを購入。これはレースのカーテンと一緒にひっかけるだけでつけやすく、また見た目にも断熱効果がありそうなので、結局全窓用に買い足した。口コミで臭いが気になるとあったが、臭いがするのはつけた瞬間だけで、時間が経つと気にならない。カーテンの開け閉めがちとめんどくさいが、透明だし気に入っている。

結露対策のセルロースのスポンジ、どこに設置すればいいのかよくわからない。サッシの中だと片側だけしか設置できないし、サッシの外の木枠だとちょっと触るとずれてしまう。また毎日しぼらないといけない?当たり前だよね…となると昔、母がやっていた雑巾を置くパターンでも同じかもしれない。

これ以外で気になっているのはサッシに貼るテープ。どれくらい効果あるのかわからないが、寒くなってきたら試して効果を実感してみたい。

その他、断熱効果のありそうなカーテンをかけ、床には毛足の長いカーペットを敷いた。これでなんとか乗り越えられるかな。次は雪かきグッズを揃えないと…。

冬のキラキラした朝日。しんしんと積もる雪景色。冬が大好きで、この地に引っ越してきた。寒さもちょっと楽しみでワクワクしている。

いいなと思ったら応援しよう!