森の暮らしの理想と現実(凍結防止)
森の中の初めての冬が始まった。まだ11月だというのに、朝起きたら雪が積もっている。毎日チェックする天気予報にマイナスが増えてきた。
スキー場の寒さは経験しているが、住むのは初めて。11月でこんなに寒くてこの先大丈夫なのかと少し不安もあるが、雪景色を見ると本当に美しくて、凛とした木立に心が洗われる。
防寒対策はすでに万全(?)の対策を取っている。ペレットストーブと石油ストーブの併用で家の中は暖かい。夜は寒いが電気毛布もあるし、寒くて目が覚めるというほどでもない。
窓の断熱&結露防止は、前回購入したセルロースのスポンジがこころもとないので、ガラスに直接はるものを再購入。見栄えはよくないが、今のところ結露はひどくないし、いけそうな気がする。断熱シートも貼れる窓にはすべて貼り、さらにカーテンにとりつけるビニールシートを設置した。
車もスタッドレスタイヤに履き替えた。車の窓ガラスが凍ることは、以前横浜でも経験しており、ドアに挟んで固定する防寒シートを購入。雪が降っても霜が降りてもフロントガラスは保護されているので、とても便利。ついでに結露を溶かす解氷スプレーも買った。こちらはまだ試していないが、朝早く動かさない限り不要かもしれない。道路に撒かれる融雪剤で車が錆びるとのことなので、洗い流すためのホースも購入した。
そして今、気になっているのが水道管の凍結防止。凍結防止に水道管にはテープがぐるぐる巻きに巻かれていて、その中に電熱線が入って水道管を暖めてくれている。この電熱線がかなり電気を消費するらしく、その電気代節約のために凍結防止ヒーター用節電器なるものが売られている。宣伝によると90%の電気代をカットしてくれるとのこと。幸い、前の住人がつけたままにしてくれていたのだが、故障なく動いているのかが見た目ではよくわからない。電熱線自体が動いているのかもわからない。よく見ると電熱線の数が多く、かなりのたこ足配線になっている。これで正しいのか…わからない。要は水道管が壊れなければ正しいというわけではあるが…。節電器と同じメーカーで電熱線のチェッカーがあったので試してみた。とりあえず動いているようなのでしばらく様子見とする。
さらに日をまたいで出かける際はすべての水道管の水抜きと排水溝に凍結防止剤を流し入れて出かける。これはウィンドウォッシャー液で良いらしい。そもそも電熱線があれば大丈夫じゃないの?とも思うが、どうもそうでもないらしいので、教えられた通りに水抜きを実施する。
DIYと偉そうにいえるほどのことはできないが、可能な限り自力で何とかしたい。しかし、電気に関しては本当に無知で、ワット数とかボルト、アンペアすらもよくわかっておらず、情けないことこの上ない。思い切って電気工事士の資格に挑戦しようかと真剣に考え始めている。