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森の暮らしの理想と現実(交通手段)

森の暮らしで問題となるのは、交通手段の確保だと思う。
友人に移住先の最寄り駅を聞かれたが、無い。しいて言えば車で40分先の中央本線の駅か、車で1時間の新幹線の駅か…

仕事でも私用でも、月に数回東京に出る必要がある。その時は車で高速を飛ばしていくか、新幹線か中央本線を使うことになる。新幹線も中央本線も使えて便利だけど、問題はそこにたどりつく手段。自家用車以外の手段がないのだ。タクシー料金は片道1万円以上かかる。町営のコミュニティバスがあるが、病院かスーパーまでしか行けない、町内のみの運行である。

車を使わずに出かけるにはどうしたらいいのかを考えてみた。最善案は、駅までバスがでている町内の観光地まで行って乗り換える。しかし、その観光地から駅までのバスも夏は1日に数本あるが、冬は1本しかない。あるいはスーパーまでコミュニティバスで行って、その周りにきっとあるだろう駅までの路線バスを探すか…
別荘地内で、新幹線駅発のJR関東のバスが来ているのをみつけ、喜びいさんで時刻表をみたが、なぜか行きがない。つまり帰って来ることはできるが、行くことができないのだ。行かないと帰れないじゃない…

行政ももっと若い方に移住してもらいたいなら、病院とスーパーだけじゃなくて、駅までの交通手段を確保すべきだと思う…移住希望者にとっても、自家用車以外の移動手段があるのとないのとでは、移住先候補としての優先順位が大きく違ってくるのではないかと思うのですよ。

まだ先の話だけど、免許返納する時に、また人生の分岐点が来る気がする。

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