投稿再開

今まで投稿をずっとやめていた。新しく仕事が始まり、一人暮らしも同時に始まったので忙しかったが、ようやく色々なことが落ち着いてきたので、久しぶりに書いてみようと思う。

なお、今までの「です・ます調」は完全に封印して、これからは「だ・である調」にしていこうと思う。その方が文章として書きやすいし、個人的にはかっこいいと思う。(若干の厨二病感はあるがそこは傍に置いて)

投稿をやめてからというもの、いろいろな悩みがあった。仕事のこと、自分の人生のこれからのこと、本当に自分がしたいことは何かなど、かなり色々なことを考えてきた。ただ単に迷ったり自暴自棄に陥った時もあった。

一番よく考えていたのは、大学のことだ。私は大学に現役で入学したものの、2年目の10月で中退している。しかも一年目の後期は休学したので、新しく別の大学に行きたいと思った時に使える単位が足りない。

中退自体は自分で決めたものの、納得のいくやめ方ではなかった。その時は本当に精神的に参ってしまっていて、とても大学を続けられる状態ではなかった。

しょうがないと言えばしょうがないが、今でも大学を卒業できなかったこと、というか学位がないことに悶々としたものを感じる。あれほど憧れていた大学、専門分野の学位を自分が持っていないということに。

それからというもの、他の学問分野に興味を持つこともたくさんあり、一時は通信制大学に入学することを真剣に考えた。元々行っていた物理学科ではなく、人文系や社会学系の学科に行こうと思っていたこともあった。

しかし、働きながら大学に通うというのは並大抵のことではない。それに私は20代のうちに、というか20代前半はとても大事な時期だと思っているので、やりたいこと、挑戦したいことが山のようにある。

働きながら通信制大学、だけならまだ時間をかけてでもできそうだが、他にもやりたいことがあるとなると、時間が足りなくて、自分が何人も欲しくなるくらいだ。

だからこう考えた。確かに学位は欲しい。あれほど憧れたアカデミックの世界にいけないというのは流石に人生の最後に後悔する。それなら今じゃなくてもう少し色々経験してからでもいいのではないか。

完全に行かないという選択は流石にできない。ならば時間軸をずらせばいいのだ。20代のうちに行かなくても、30代、40代になってからでも行こうと思えばいける。その時の自分がどんな状態かはわからないが、少なくとも完全に大学を諦めるまでは行かないだろうとは思う。

ということで、大学に関することはとりあえず解決はした。次に悩んでいる、というか考えざるを得ないことは、現在やっている仕事のことだ。

今の仕事はまだ入ってから2ヶ月ほどしか経っていない。業務にも結構慣れてきて、特段困ったこともない。人間関係も悪くない。

一番困ったことは、「何もない」ということである。仕事で悩んでいる人からしたら贅沢な悩みだと思われるかもしれないが、本当に何もない。

そもそも、今の仕事は全くと言っていいほど頭を使わない。それもそのはず、工場でひたすら同じ作業をしているからである。工程や技術を覚えるまではまだ楽しくてやり甲斐もあったが、覚えてしまって先輩や上司からの指摘が少なくなった今ではやり甲斐もなくなってしまった。

だからすでに転職のことばかり考える日々である。ここまで苦しいことはない。仕事の内容が難しいからとか、人間関係で悩んでいるという理由なら、もう少し試行錯誤する余地はあるかもしれない。だが、現在の私の状況は、「つまらない」この一言である。

確かに今の会社を選んだのは自分だ。でも、応募した時と業務内容は違うかったし、ここまでつまらなくなるとは流石に予想できない。頭を使わず、同じ作業の繰り返し。上司や先輩も優しすぎる。試行錯誤の余地がない。

最後に考えているのは、社会全体について。今の日本社会は、いろいろなことが停滞しているように思う。経済が成長しないだけではなく、既得権益を動かすことができず、人々は政治のせいにするばかり。正直うんざりする。

もっと何かこの社会を動かすことはできないものかと色々考えるが、人々の意識を根本的に変えるぐらいしか解決策はない。では、その意識を変える方法とは何か。これがなかなか難しい。

そもそも人々の意識はどうやって形作られるのか。意識とはなんなのか。そういったことが知りたくて、最近は脳科学にも興味が湧くようになった。知りたいことが山のように出てきてしまうようになった。

意識や無意識の話は何も脳科学だけの領域ではない。哲学的な領域にもその業務は与えられているはずである。哲学は大学を中退したあたりから独学で色々な書籍にあたっているが、まだまだ足りないような気がする。

話が脱線してしまったが、結局は、社会全体のことを考えていきたいということだ。その方法がたまたま学問的なアプローチだったというだけの話である。(こういうことをいうとその道のプロの方から叱責を受けそうであるが、ここは大目に見ていただきたい)

これからも色々なものに触れ、色々なことを考えていく。私の考えを少しでも広めていただければ幸いである。

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