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編集工学っていうものがあるらしい

最近ハマって読んでいる本がある。

松岡正剛著「知の編集術」(講談社現代新書)

この本は編集工学者の松岡正剛氏が「編集」というものを一般向けに書いた本である。一般向けとはいえ、その思想を簡単に自分の中に取り入れられるものではない。

そもそも、彼が考えている編集というものは、我々がよく目にするような編集とは違ったものだ。編集というと、映画や書籍の編集というものを思い浮かべるだろう。しかし、彼の編集(ひいては編集工学)は、もっと射程が広く、我々の生活の中に深く入り込んでいるものだという。

私もあまり理解できているわけではないので詳しくは書けないが、テクストに反映されるような内容のものだけでなく、スポーツのルールや子供の遊び、普段の生活の中にも編集という作業は隠されているそうだ。

その一冊を読み切っていない上、編集工学というもの自体が私にとって新しい概念であるため、他の彼の著作も読んで編集工学について理解を深めたいと思っている。それをまとめられるようになったらまた記事にしたい。

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