入院6日目(12月7日)
朝7時半に起きた。今日は週末だ。外では家族やカップルが買い物や遠出を楽しむ日なんだろうなあと思いながら、自分の状況を振り返っていた。
特に気になるのは、なぜここまで症状が重症化したのかということだ。重症化する前々日に、口唇ヘルペスが発生していたことが思い出される。この出来事が一つのきっかけだったのではないかと考えている。
仕事柄で培った経験を活かし、感染プロセスを視覚化するためのIPO(Input-Process-Output)モデルを手書きで構築してみた。このモデルを基に、今後はヘイリー・ヘイリー病という基礎疾患および2次感染リスクの管理に取り組んでいきたいと思う。
以下は作成したIPOモデルを文字化したものだ。また、他の細菌感染の可能性も完全には否定できないため、仕組みがより明らかになれば、このモデルを充実させていきたいと思う。
——IPOモデル———
I (Input): 感染の入り口
1. 口唇部のヘルペス
活性化したヘルペスの水疱や潰瘍からウイルスが放出されている状態。指や手で感染部位を触れることで、ウイルスが指に付着する。
2. 鼠径部のびらん(ヘイリー・ヘイリー病)
皮膚バリアが損傷している状態で、ウイルスが侵入しやすい。摩擦や湿潤による傷やびらんが存在している。
P (Process): ウイルスの侵入と感染プロセス
1. 自己接種(オート接種)
手指に付着したヘルペスウイルスが鼠径部のびらん部分に接触し、ウイルスが皮膚の傷やびらんから侵入する。
2. 初期感染の成立
ウイルスが表皮細胞内に侵入し、増殖を開始する。その後、神経細胞へ移動し、潜伏感染を始める。
3. 局所炎症反応
ウイルスの増殖により、炎症が起こり、水疱形成や痛み、びらんなどの症状が現れる。
O (Output): 感染の結果
1. 鼠径部の症状発現
小水疱、びらん、潰瘍などの症状が見られ、痛みや不快感を伴うことが多い。
2. 感染の拡大
鼠径部周辺に症状が広がる。適切な治療を行わない場合、症状が悪化し、今回のように日曜日に救急車を3回呼んでも急救科医師が処置できない状況が発生した。
あくまでも自分なりに感染プロセスの仕組みを考えたものなので、必ずしも正しいとは限らない。まだ仮説の段階だけれど、少しでもヘイリー・ヘイリー病の管理や再発予防に役立つヒントが得られればと思っている。もしご意見やアドバイスがあれば、ぜひ教えてほしい。
今日はここまで。また明日👋