新型コロナウイルスによって変わったこと-サラリーマン目線で
コロナウイルスも第2波など、言われておりますが2020年3月から世の中...なんて大仰なことは言わず、私の周りの生活ががらりと変わったなぁと思います。
平凡で社会不適合な私自身の目から、周りがどう変わっていき、どう感じているかを書き連ねた日記です。
※何かを書くときは、必ず社会不適合というアイコンを入れたくなるんですよね。
社会に馴染めないからこそ、社会で独り生き抜くには術を身に着けないといけないと思います。ここで言う独りとは精神的な孤独状態。
自分の考えや趣味嗜好、生き方など理解されず、独りで抱えて生きていかないといけない。
そんな悩みを持つ方にこそ、見ていただきたい思いです。
コロナのときどうしていたか
正直な話、4月に転職が決まっていたので、心配でした。
ちゃんと雇われるか、ではなく仕事として成り立つのか、の方で。
人材ベンチャーの方は3月いっぱいで辞め、4月から外資IT企業へ。リクルーターの方と今後、どこで何をするか、研修の有無など聞いていましたが、未曽有の事態に先方も予想つかずで、混乱の3-4月でした。
幸いにも今、フルリモートでずっと働いていますが、当初は不安でした。
コロナで変わったこと
リモートワークが自分の当たり前になりました。
そもそも、入社してから一度も出社したことなく、同期や先輩、マネージャーとは画面越しの中、なんとかなるものだなぁと会社や周りの順応性とそれを受け入れている自分にも驚いています。
今までの出社して、顔合わせた会議して、退勤して電車に乗るという行為がムダが多かったと改めて実感。
私はそもそも会議が大嫌いなので、前職で部をまとめてたときは絶対に30分で終わらせる、そのための数字や施策などは前もってチェックするようにしていました。なので会議は確認のみ。
それがコロナで会議はよりクイックに。かくあるべし、という印象。
電車に乗ることもなくなりました。朝の通勤は音楽を聴いて本を読む時間だったので、それが無くなったのが残念ですが、とはいえ朝から満員電車を体感することもないので、そこはとても良いことかと。
仕事のとらえ方
私が人材紹介で企業開拓の営業をしていたとき、ある程度したら、電話のみで契約から紹介までしていました。(遠い企業のアポとって電車でさぼることもたまに。。。)
なぜ電話でしていたかというと、わざわざ会って話して仮に人を紹介できませんってなった場合、お互いに時間のムダだと思ったからです。ムダをなくすために電話だけで済ませ、そこから汲み取った人材を紹介してクロージング、そこで初めて顔合わせのほうが、相手の期待値も上がりますし他社との差別化にもなります。
時間を取って顔を合わせたのに実績もろくにない状態より、よほど良い。
この考え方はコロナウイルスにより、より多くの人が感じるようになったのではないでしょうか。顔合わせて話す必要ってあるんだっけ?目的のない”ご挨拶”ほどムダなものはない。
企業淘汰
まさに淘汰の時代。
2か月休業で倒産する企業が多いという事実はどれだけ歪な社会なんだろうと感じました。内部留保がないってどれだけ自転車操業なのだろうか。
また従業員の賃金カットやリストラも手段としては取らざるを得ないですが、それすらする間もなく倒産ってそもそも従業員の賃金が低すぎるのか?と邪推する始末。経営者にもいろいろな苦悩があるとは思います。経営は経験したことがないので慮ることしかできませんが。
何はともあれ、必要とされるサービス、企業が生き残り、それ以外が淘汰される時代。コロナウイルスにより経済が停滞、鈍化し顕著に表れているかと思います。
経済が止まると、人々や企業はなにが必要で、なにが不必要か考える。そのなかで投資とコストの線引きをしていく。コスト側にふられたものはすべからく切られていく。ある意味で健全ではないかと思います。
まとめ
新型コロナウイルス感染拡大によって浮き彫りになったのは「時間、モノ、ヒト」のムダではないかと。
通勤時間や会議にかかる時間のムダが見直され、本当に必要なモノ以外が見向きもされなくなり、この異常時に使えないヒトが目立つ(特にオンライン環境だと)
残業なんてのもリモートになると見えないわけですから成果がすべてです。これまで居残り、残業だけが取り柄の方々は一斉に淘汰される。
あくまでリモート前提ですが。
これからの社会、新卒・中途はリモート、オンラインでのワークが当たり前となり、環境を整えていない企業は人が入らなくなり潰える。社員とは流動的なものですから、現状維持なんてのは社員1人の会社しか難しいわけです。また現状維持にもコストがかかる。
この歪みみたいなものがあるからこそ、マッチングサービスが生まれるのだと思いますし、そこにビジネスがあるのかななんて。
ある意味で今の世の中は当たり前だった社会が崩壊しているため、不適合者にも生きやすいのかも。オンラインコミュニケーションは楽だし。今だからこそ、オンラインでのビジネス感を養うことで不適合が生き残る術を身につけれるのではないでしょうか。
付き合い残業や、上司の機嫌を伺う飲み会からの解放を!いまこそ頑張りどころかも。