【道路を再考】「路肩」を制したものがモビリティ革命を制する NewsPicks 11/4
要点
・配車サービス普及を目指す上で重要な「路肩」の争奪戦は
コロナ禍前から始まっていた。
・モビリティ政策に先進的な都市サンフランシスコでは、
ダイナミックプライシングを導入した路上駐車場は
都市の課題解決に一定の成果をあげている。
内容
・「ドア to ドア」の移動サービスが数多く登場している現在、
「路肩」をめぐる争いは激化している。
・配車サービスの車両は、安全に停車できる場所(路肩)が多いほど、
サービスの質が上がる。(駆けつけやすい)
・また、自転車専用レーンやバス専用レーンなど、走行空間としての
「路肩」の利用が進んでいる。
・さらに、配達需要の急増で貨物車両が荷捌きをするスペースとして、
路肩のニーズが高まっている。
・利用ニーズが高まった路上空間の「価値」をどのように
マネジメントするかの観点では、ダイナミックプライシングが
注目を浴びている。
・路上駐車場の価格が、エリアごとの稼働状況で決まり、
曜日や時間帯などで変動する仕組みだ。
・都市部では駐車場を探す車両が渋滞を生じさせたり、
その分多くの排気ガスを出し続けることになる。
運転手としてもロスする時間は膨大だ。
・米国では、都市部などの限られた空間を有効利用し、CO2等の環境問題への対応を進めていくため、新しいモビリティサービスに対する道路利用課金が始まっている
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