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『急行vs快速』どっちが早い(速い)?論争に梨子が終止符打たせて頂きます笑

皆さまこんにちは。梨子です。こちらは秘密アカです。このアカでは、梨子の意外な一面を知れるかも?


さて。今日は鉄オタのお話しです。時々Twitterでもつぶやいていましたが、実は私は吊り掛け大好きな隠れ鉄オタ女子だったりします笑


それで、鉄オタの端くれとして以前からずっともやもやしているのが『急行と快速っていったいどっちが早い(速い)の?』というテーマ。「急行」「快速」「どっち」などで検索すると、いろいろと興味深い内容の記事がヒットするかと思います。


あ、でも私が今ここで話題にしているのは、○○電鉄は急行の方が上位、△△鉄道は快速の方が上位、とか、そういう各鉄道会社ごとの速達種別の違いとかではなく、あくまで「用語の意味」として、急行/快速どちらを上位にするのが適切なのか?という意味です。


これ、まあバカバカしいと言ってしまえばそれまでなのですが、梨子なりに結構真剣に悩みました笑 私の結論は以下の通りです。


※タイトルで「早い」と「速い」を敢えて併記しているのには理由があります。それは後ほど書かせて頂きます。


結論から書きますと…用語の意味からだけで考えるなら、やはり「急行」が上位種別になるかと思います。理由は以下の通りです。

1.「急行」はその列車を使ったことによる「時間短縮」を表現している

あくまで語意からの話ですが「急行」は、その列車は急いで行く列車であること…すなわち目的地への到達時間の短縮が可能な列車であることを表現している用語です。快速のように体感的なスピードの表現はありませんが、とにかく時間的に急いで早く着ける列車なわけです。

2.「快速」はその列車の「体感的速度」を表現している

これに対して「快速」は「快適な速さ」と読み取れ、体感的に心地よい速度で快走する列車であることがイメージできます。つまり「快速」はその列車の「体感的速度」について表現している用語なわけです。

3.「体感的な速さ(スピード)」=「早さ(時間短縮)」ではない

それなら心地よく快適な速さである快速だって時間短縮になるじゃん!と思われるかもしれません。でもちょっと待って下さい。たとえ心地よいスピードで快走する列車だったとしても、だからといって目的地に早く着ける列車だとは限りません。特急など最速達種別の列車に追い抜かれたり、時間調整があったりするかもしれませんよね。これに対して急行は、急いで行ける、すなわち時間短縮が可能だということをはっきりと明確に宣言しています。『体感スピード=到達時間の早さ』ではないのです。

4.このふたつの用語を独立した列車種別として一緒に使うからこんがらがる

こう考えてきますと、急行と快速という用語を、独立した列車種別として一緒に使うのはちょっとおかしいのでは?と思うわけです。この両者は、表現している内容や「軸」が違うのです。急行とは「早さ(時間短縮)」について表した用語であり、快速は「速さ(体感的速度)」を軸にした用語。それぞれ表している内容、軸が違います。これを独立した列車種別として両方一緒に使うからこんがらがってしまうのです。

5.列車種別においては「どちらが早く目的地に着けるか?」の簡潔な伝達が重要

こうやって整理して考えますと、明らかに到着時間を短縮することが可能な用語である「急行」を上位種別とすべきで、その一つ下に「準急」を据えるべきであることが浮き彫りになってくるかと思われます。そして「快速」という用語は、もし使うのであれば「急行」と組み合わせて、急行のさらに上位の種別に位置付ける…具体的には阪急・近鉄・名鉄・小田急・東武などが採用している「快速急行」とすれば、「心地よいスピードで快走し、しかも時間も短縮される、特急の次の速達列車」として語意の面からもしっくり来ると思われます。

6.結論 急行>快速

これで長年の論争に終止符が打たれました笑 この結論に達したとき、長年のもやもやが吹っ切れたような気がしたのですが笑


それでは、また次の記事もぜひ遊びにいらして下さいね!


梨子





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梨子
お貢ぎしたくなっちゃった?しょうがない子ね笑♡