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新型コロナワクチン、「安心」を最優先して失敗したフランスの経験から学ぶこと

新型コロナワクチン、日本挽回のチャンスを潰す「練馬モデル」の背景」の続きで完結編です。

欧州でも特に自然志向で、反ワクチン傾向が強いことで知られるフランスの新型コロナワクチン接種状況を見てみよう。

下のグラフは、1月14日現在の「今週新型コロナワクチンが接種できるのであれば接種しますか?」という質問に答えた人の割合を示した国別グラフだ。

Our World in Data より
「今週新型コロナワクチンが接種できるなら、あなたは接種しますか?」

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「はい」と答えた人の割合は、日本で36.7%、フランスで29.8%。

フランスは、日本とは比較にならないほど深刻な新型コロナの流行を経験しているにもかかわらず、「反子宮頸がんワクチン国家」の誉れ高い日本よりもさらにワクチンの受容度が低いことが分かる。

そこでフランス政府がとったのは、国民に「安心」を保証する、ある政策だった。

接種者は

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