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「男」であることは健康のリスクか

2017年の日本人の平均寿命は女性が87.26歳、男性が81.09歳で、ともに過去最高を更新した。

これは女性は世界で2位、男性は世界で3位の長さだ。

香港、韓国はさておいても、バカンスが長く、美味しいワインやチーズを楽しみ、労働時間の短いスペインやフランスなどともさして寿命の差がないことを考えると何だかため息の出てしまう結果だが、今日注目して欲しいのは国ごとの差ではなく、生物学的な男女の平均寿命の差だ。

平均寿命の上位5カ国・地域
【女性】
香港       87・66歳
日本       87・26歳
スペイン     85・84歳
韓国       85・4歳
フランス、スイス 85・3歳
【男性】
香港       81・70歳
スイス      81・5歳
日本       81・09歳
ノルウェー    80・91歳
スウェーデン   80・72歳
(厚労省発表資料より)

日本における、男女の平均寿命の差は6.17歳。リストからは、上位のどの国でも、男性よりも女性の平均寿命の方が5歳以上長いことが分かるだろう。

このデータから「生物学的な男であること」は「短命のリスクである」と言えるのだろうか。

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