クリスマスマーケットから考える 日本のコロナ指標・ドイツのコロナ指標
日本はコロナが落ちついて本当によかったですね。ウイルスの変異などのさまざまな要因も指摘されているようですが、何よりもワクチン接種率が高いことが幸いしているのでしょう。
対照的に、ワクチン接種率が低く急に寒くなったドイツでは今、感染が急拡大しています。先週木曜にはパンデミック開始以来最高となる65,371人の新規感染者を記録、今日も土曜日だと言うのに63,924人、10万人当たりで362人となっています。
そんな中、昨日ドイツでは緊急のコロナ対策会議が招集され、流行状況の評価と行動制限に関する新指針が発表されました。流行の収束した日本でも今月8日、同様の新しい指針が発表されています。
医療の逼迫度を指標にした新基準の中身
どちらの国の指針にも共通しているのは、ワクチン接種が進んで重症化する人が減る中、医療逼迫の度合いを感染状況を評価する際の新基準として導入している点です。
しかし、まったく異なるのは
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