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子どものインフルエンザと新型コロナ、ワクチン副反応、一番こわいのはどれ?
前回記事に引き続き、インフルエンザ・新型コロナ同時流行への備え方、中でも、子どものインフルエンザと新型コロナ感染、それぞれのワクチンの副反応のリスクを検討し、同時流行から子どもたちを守っていく戦略について考えます。
副反応が怖い?欧州では子どもにはインフルエンザワクチンを打たないのが普通
欧州では、子どものインフルエンザワクチン接種が一般的ではありません。
保育所や学校で集団生活を送る子や受験を控えた子が、インフルエンザワクチンをすることが一般的な日本からすると驚きますが、わたしの暮らしているドイツでも、インフルエンザワクチンを接種したことがあるという健康な子どもは珍しく、病気がある人や医療従事者でもない限り、生まれてから65歳になるまでインフルエンザワクチンを1回も接種しないのが普通です。
日本では、子どものインフルエンザ、中でも「インフルエンザ脳症」が、子どもの命と健康を脅かす大きなリスクとして広く認識されています。
しかし、欧州の小児科医の間では、子どもでインフルエンザが重症化することは稀、インフルエンザ脳症も子どもでも稀とされています。そのためもあり、子どもが得るワクチンのベネフィットは、インフルエンザワクチンの副反応のリスクに比して十分に大きくないと考える市民が少なくない状況です。
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