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コロナの新変異株XBB.1.5に市民はどのくらい警戒するべきか?

昨年の秋に出現が確認され、12月初旬時点では全米のコロナの10%しか占めていなかった新型コロナウイルスの変異株「XBB.1.5」。その後、急拡大し、現在、全米のコロナの40%を占めるようになっています。

一方、欧州では、ドイツ、フランスなどほとんどの国で発生が確認されているものの、もっともXBB.1.5の流行っているイギリスでも全体の5%以下の状態で、XBB.1.5が1月中に欧州で大きな問題となる可能性は低いとしています。

前政権でドイツのコロナ対策委員会のトップを務めた、ウイルス学者のクリスティアン・ドロステン氏も「多くの人が 3回のワクチン接種を受け、日常生活でマスクを目にすることもほとんどなくなった今、コロナはもはや風土病にすぎない」と楽観的な評価をしています。

XBB.1.5とは?

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