ワクチンの強制接種は「迫害だ」と亡命を求める人たち
あふれる医療フェイクニュースから私たちはどうやって自分や家族の命と健康を守っていけばいいのでしょうか。世界にはワクチンの強制は迫害だと言って亡命を求める人がいます。ワクチンとの因果関係が証明されない症状を薬害だと主張し訴訟を起こす人もいます。亡命や訴訟など弱者を守るためのシステムが科学を否定する市民運動の手段になることに関し私たちはどう対処すべきなのでしょうか。
【2020年9月30日、追記しました】
「私たちは子どもたちに毒を与えることを許さない。亡命は戦争による迫害だけでなく、市民権を侵害された人々にも認められるべきだ」
2017年5月、イタリア政府がワクチンを事実上の強制接種とする法案を通過させると、翌6月、ワクチン拒否率の高い北イタリアのアルト・アディジェ州(別称、南チロル自治州)に住む130の家族からなる市民団体は、ワクチン接種の強制化は「迫害」であるとして、オーストリアへの亡命を求める抗議文を大統領と国連人権委員会に送った。
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